レイヤ統合

レイヤをアルファブレンド表示し、その状態を取り込んで新しい編集ウィンドウを開くには、メインメニューから[レイヤ]-[レイヤ統合]を選びます。

[合成レイヤ]で合成に使用するレイヤのチェックをONにすると、合成結果がプレビュー表示されます。合成順序は、正順のときは番号の小さいレイヤが下、大きいレイヤが上になります。逆の順序にしたいときは、[逆順ブレンド]を選びます。

プレビュー表示されているときに[統合]ボタンを押すと、合成結果を新しい編集ウィンドウで開くことができます。

ウィンドウに合わせる

プレビュー領域に画像全体を表示します。

ズームイン・ズームアウト

プレビュー領域を拡大・縮小表示するときに使用します。

合成レイヤ

合成するレイヤの一覧を表示しています。チェックがONになっているレイヤが、合成対象になります。

All

すべてのレイヤのチェックをONにします。

001 – Focus

先頭から、現在フォーカスがあるレイヤまでのチェックをONに、それ以降のレイヤのチェックをOFFにします。
 

アルファブレンド背景

背景に合成するイメージを選択します。詳しくは「アルファチャンネル設定」の項をご覧ください。
背景色(模様無し)
単一色を背景にして、合成します。
インデックスカラーイメージの統合では、エントリ0の色を背景にします。
背景色(チェック模様) 2色のチェック模様を背景にして、合成します。
背景イメージ
指定したイメージを背景にして、合成します。横の[変更]ボタンで、背景イメージの変更ができます。

開いているイメージを使用

画像ファイルを読み込む

現在開いている編集ウィンドウから選択したイメージを、背景イメージにします。
画像ファイルを選択して、背景イメージにします。
レイヤ1 レイヤ1のイメージを背景にして、合成します。
背景イメージ、またはレイヤ1と合成しているときは、プレビュー領域で[Ctrl]+ドラッグすることで、背景位置を調整することができます。

逆順ブレンド

番号の小さいレイヤが上になるように合成します。

合成イメージにアルファを付加

合成したイメージに、合成対象の各レイヤアルファチャンネルを加算合成したアルファチャンネルを付加します。

合成イメージを開くときの方法

色の異なるパレットを持っているインデックスカラーイメージを統合するときは、色の統合作業が必要になります。
レイヤ1のパレットを使用し、
イメージのインデックス値を保持したまま
統合する
パレットは1枚めのレイヤのものを使用した状態で、イメージのインデックス値を保持したままの状態で統合を行います。2枚め以降のパレットは無視されるため、見た目(色)は保存されないことがあります。
レイヤ1のパレットを使用し、
他レイヤはなるべく近い色に置換して
統合する
1枚めのレイヤパレットで2枚め以降のレイヤを減色して、同一パレットに変換してから連結することで、見た目(色)をできるだけ保存した状態で統合イメージを得ることができます。
既に同じ色があったら使用し、
無い色はを追加して統合する
レイヤのパレット内容を連結しますが、同じ色のエントリは一つにまとめます。統合結果のパレットエントリ数が256を超える場合、処理を中止します。
レイヤ1のパレットに、
他レイヤのパレットをそのまま追加して
統合する
レイヤのパレット内容を連結しますが、同じ色のエントリがあってもまとめません。統合結果のパレットエントリ数が256を超える場合、処理を中止します。
全レイヤをダイレクトカラーに
変換して統合する
すべてのレイヤダイレクトカラーイメージに変換してから統合することで、見た目(色)を完全に保存した状態で統合画像を得ることができます。パレットは失われます。

透過色の指定方法

インデックスカラーイメージのまま統合するとき、透過色をどう処理するかを指定します。
透過しないで統合
透過処理をさせることなく統合します。
各レイヤのエントリ0を透過として統合
(アルファ値は無視されます)
それぞれのレイヤエントリ0の領域を透過させて、イメージを合成します。
アルファ値0の領域を透過として統合
それぞれのレイヤアルファ値0の領域を透過させて、イメージを合成します。
 

連続統合

[統合]をクリックしても、ダイアログを閉じません。引き続き統合作業を行うことができます。

統合

合成結果を新しいウィンドウで開きます。