ファイル読み込みオプション - PNG

フォーマット画像を読み込むときに、読み込み方法（オプション）を設定します。

事前に設定しておくには、メインメニューから[設定]-[ファイル読み込みオプション]で[ファイル読み込みオプション – PNG]ダイアログを開きます。

透過色として使われているパレットエントリを探し、先頭に移動させます。imestaは「先頭エントリを透過色として扱う」ことを考慮した操作系を持っているので、このオプションで透過色を先頭に移動させておくと便利です。

アニメーションPNGに対しては、この機能は使用できません。

アニメーションPNGファイルをマルチレイヤ画像として読み込みます。このオプションがOFFのときは、アニメーションPNGファイルの先頭レイヤのみ読み込みます。この場合、アニメーション情報は破棄されます。

アニメーションPNGファイルを読み込むとき、差分や透過色を含んで構成されているフレームを再生時の「完全なイメージ」に補完してレイヤに展開します。このオプションがOFFのときは、差分フレームは差分データのみでレイヤに展開します。

このオプションをOFFにして読み込んだ画像を、そのままimesta上でアニメーションPNGとして再保存することはできません。

また読み込みに際して、インデックスカラー画像は必要に応じてダイレクトカラーに変換されます。

ONにすると、次回読み込み時からこのダイアログを表示しません。

再び、読み込み時に毎回読み込みオプションが表示されるようにするには、メインメニューから[設定]-[ファイル読み込みオプション]を選び、このページの[ファイル読み込み時のオプション設定を省略する]をOFFにします。

このページの内容を初期設定に戻します。

アニメーションPNG

iméstaは、アニメーションPNG画像を読み込むことができます。このとき、iméstaは以下のような動作をします。

[APNGをマルチレイヤ画像として読み込む]オプションを参照し、マルチレイヤ画像として読み込むかどうかを決定します。
マルチレイヤ画像として読み込む場合、[すべてのフレームを、再生イメージに変換しながら読み込み]オプションを参照します。ONのときは、全レイヤがアニメーション再生時の表示イメージに変換されて各レイヤに読み込まれます。OFFのときは、差分のみで構成された小さいフレームが小さいままで各レイヤに読み込まれます。
一般的な編集においては、オプションはONにしておくのが便利です。

いずれの場合も、読み込むフレーム数(レイヤ数)は最大256です。それ以上は読み込まれません。
マルチレイヤ画像として読み込む場合、各フレームの表示時間やループなどの制御情報がimésta内部に読み込まれます。この情報は、「レイヤアニメーション編集」で編集し、再保存することができます。
- レイヤアニメーション編集