マクロ処理/編集:詳細

macro_detailtab_thumb[詳細]タブは、マクロの細かい挙動を設定するページです。

imestaは、その用途によってさまざまな動作設定をさせることができます。

このタブは、以下2つのダイアログに設置されています。

RGB値を正規化する

0111000
RGB555などの「階調が8bitでないカラーモード」において作業を行ったときに、上位ビットの値を使用されていない部分(5bitの場合は8-5=下位3bit)へコピーします。
24bitカラーの表示環境で表示させたときに、画像が暗くなってしまう現象を防ぐことができます。
このオプションがOFFのときは、使用されていない部分のビットを0にします。この工程を「マスク」と呼びます。
アルファ値は、この設定に関わらず常に正規化されます。
減色作業中は、必ず正規化が行われます。このオプションがOFFのとき、減色の最終工程でマスクが行われ、「正規化が行われていない」状態となります。
通常処理のときは、[環境設定 – 編集機能]ダイアログでの設定が反映されます。

出力ファイル名の重複チェックをする

異なる2つのファイルの出力先が重複する可能性を検出します。
たとえば、指定フォルダ内のすべての拡張子の画像をJPEGに変換する場合に、入力フォルダに”foo.tif”と”foo.png”の2つのファイルがあるとき、変換後のファイル名はどちらも”foo.jpg”となり、重複します。このような可能性を検出し、見つかれば実行前に警告します。
重複の検出には、多くの時間が必要なことがあります。重複の検出が不要なときは、OFFにすることができます。

処理後、エラーが無ければ自動でログ表示を閉じる

マクロ処理がエラーなしに完了したとき、[マクロ処理進行状況]ダイアログを自動的に閉じて、マクロ処理を終了します。エラー発生時はユーザーが閉じる必要があります。
このオプションがOFFのときは、ユーザーは常に自分でダイアログを閉じる必要があります。

出力フォルダを開く

ダイアログを閉じるとき、マクロ処理の出力フォルダをWindows標準のフォルダ表示で開きます。

マルチパレット画像

マルチパレット画像を読み込んだときの処理方法を指定します。
すべてスキップする マルチパレット画像は処理しません。
パレットが一つの画像のみを処理 一つのパレットを全レイヤで共有する画像のみを処理対象にします。
常にパレット2以降を破棄し、
パレット1で処理
レイヤパレット1を共有する形式に変換してから、処理を行います。パレット2以降は破棄されます。
レイヤとパレットの連動情報に従う
[レイヤ連動]がONになっている場合、その連動情報に従って処理を行います。
連動情報がない場合は、全レイヤパレット1を共有する形式に変換してから、処理を行います。
いずれの場合も、使用されないパレットは破棄されます。