BMPフォーマットで画像を保存するときに、保存方法(オプション)を設定します。
事前に設定しておくには、メインメニューから[設定]-[ファイル保存オプション]で[ファイル保存オプション – BMP]ダイアログを開きます。
インデックスカラーイメージ
インデックスカラーイメージを保存するときは、以下のオプションを利用できます。
RLE圧縮
ランレングス圧縮をかけます。ランレングス圧縮は、簡単なアルゴリズムであるため、自然画などにはあまり効果がありません。同じ色のピクセルが多数連続するイメージにはある程度効果があります。imestaのRLE圧縮は、他のグラフィックスツールよりファイルサイズが小さくなることがあります。
透過色あり
パレットエントリ0を透過色とします。RLE圧縮使用時に有効です。この形式で作成されたBMPファイルは、WindowsのAPIで描画すると透過色(パレットエントリ0)の部分が描画されないので、イメージの重ね合わせ処理等が大幅に簡略化されます。
アルファ値の保存
パレットのアルファ値をファイルに記録するかどうかを指定します。
アルファは保存しない |
アルファ値をファイルに記録しません。パレットがアルファ値を持っているときでも、アルファ値は存在していないものとして扱われます。 |
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常にリザーブエリアに アルファ値を保存する |
アルファ値をファイルに記録します。パレットがアルファ値を持っていないときでも、アルファ値は存在する(不透明である)ものとして扱われます。 |
自動判別 |
ダイレクトカラーイメージ
ダイレクトカラーイメージを保存するときは、以下のオプションを利用できます。
24bit BMP(アルファなし) |
RGB各8bit(全24bit)のフルカラーフォーマットで保存します。 |
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16bit BMP(3万色形式、アルファなし) |
RGB各5bit(全15bit)のハイカラーフォーマットで保存します。一般的に、「ハイカラーBMP」といえばこのフォーマットをさします。 |
16bit BMP(6万色形式、アルファなし) |
RGB各5,6,5bit(全16bit)のハイカラーフォーマットで保存します。利用度の低いフォーマットであるため、imesta以外のグラフィックスツールでは読み込めないことがあります。 |
16bit BMP(3万色形式+1bitアルファ) |
RGB各5,5,5bit+アルファ1bit(全16bit)のハイカラーフォーマットで保存します。アルファチャンネルは、透明または不透明のどちらかの値に丸められます。 |
32bit BMP(24bit RGB+8bitアルファ) |
RGB各8bit(全24bit)に、アルファチャンネル8bitを追加した計32bitで保存します。 |
自動判別 | |
その他の特殊形式 |
Photoshop CS 互換の特殊な形式で保存します。 |
ファイル保存時のオプション設定を省略する
ONにすると、次回保存時からこのダイアログを表示しません。
再び、保存時に毎回保存オプションが表示されるようにするには、メインメニューから[設定]-[ファイル保存オプション]を選び、このページの[ファイル保存時のオプション設定を省略する]をOFFにします。
初期設定に戻す
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