入力されたファイルの情報をXMLファイルとして出力します。出力されたXMLファイルの情報を元に、入力ファイルに対して他のプログラムなどで別処理を行うことが可能になります。
情報出力は、ファイルのimesta上での読み込み状態に基づいて行われます。このため、マクロダイアログの[入力]タブにある[ファイル読み込みオプション]の設定によって出力内容が変化しますのでご注意ください。
例えばマクロの[ファイル読み込みオプション – PSD]で、「統合イメージのみ読み込む」をチェックした状態で本処理を実行すると、対象PSDに複数のレイヤが存在している場合も、出力される情報は統合レイヤに関するもののみになります。
マクロ処理の機能として[ファイル情報出力]を選んだとき、この設定を行うことができます。なお、本機能は単体でのみ実行可能で、[複数機能連続実行]でも他の機能と組み合わせて実行することはできません。
入出力
入力可能なファイルや出力されるファイルの名前、形式は以下の通りです。
入力ファイル |
[入力フォルダのファイル]または[ドロップするファイル]で入力したファイルの情報を出力します。imestaが読み込み対応しているすべて画像ファイルの情報を出力可能です。
なお本機能では[編集中の画像]や[開いているすべての画像]を処理することはできません。
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出力先 |
ファイル情報は[出力フォルダに保存]することが可能です。本機能では出力先として[編集ウィンドウで開く]を選択することはできません。また、以下のオプションは無効になります。
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ファイル名 |
ファイル情報は”imageinfo.xml”という一つのファイルに全ファイルの情報をまとめて出力するか、ファイル毎に”<入力ファイル名>.xml” として出力するかを選択できます。後者の場合、<入力ファイル名>はベース名・拡張子をすべて含みます。例えば入力ファイル名が”image.jpg”の場合は、”image.jpg.xml”が出力されます。
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ファイル形式 |
imestaが読み込んだファイルの情報をXML形式で出力します。出力フォーマットについて詳しくは下記 ファイル情報出力タグの仕様 をご参照ください。
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ファイル情報出力タグの仕様
optpix : 一番大枠となる「製品情報」ブロック | |
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パラメータ |
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imageinfo : 「ファイル情報出力」ブロック(※ファイル数分出力される) | |
パラメータ |
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extention | 画像ファイルの拡張子(小文字)。”png” など。 |
filesize | ファイルサイズ(byte)。 |
timestamp | ファイルタイムスタンプ(yyyymmddhhmmss)。 |
layer : 「レイヤー」ブロック (※レイヤー数分出力される) | |
パラメータ |
index = : レイヤーのインデックス(0~)。 |
width | 横幅(pixel) 。パレットファイルなら0。 |
height | 縦幅(pixel数値) 。パレットファイルなら0。 |
indexcolor | インデックスカラーなら “true”。 |
alphachannel | アルファチャンネルがあれば “true”。 |
color : 「色」ブロック | |
count : 「色数」ブロック |
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bit : 「ビット深度」ブロック |
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normalize : 「正規化」ブロック |
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palette : 「パレット」ブロック | |
size | パレットサイズ(1~256)。ダイレクトカラーなら0。 |
注意事項
出力されるファイル情報は、OPTPiX imesta で 読み込んだ結果の画像イメージを元にしています。このため、「ファイル読み込み」設定の内容によって結果が変わる場合があります。
「ファイル情報出力」の実行時には、「ファイル読み込み」設定の内容が想定どおりになっているかをご確認ください。