OPTPiX imestaは、ターゲットとする各環境に対応した専用機能が追加されています。ここでは、imesta for Game & Embedded 版での追加機能について紹介します。具体的なデータ作成の手順については、以下をご覧ください。
アルファチャンネル付き減色
アルファチャンネル付きのダイレクトカラー画像を減色して、アルファ値付きインデックスカラー画像を生成する機能を搭載しています。
イメージ変換
フルカラーで作成した画像を、階調の少ない表示システム(32768色など)で品質を保ったまま表示できるように変換します。iOSやAndroidで使用されている圧縮テクスチャであるPVRTC形式やETC形式に変換することも可能です。
圧縮テクスチャフォーマット対応
OPTPiX imesta for Game & Embedded は、圧縮テクスチャ形式であるPVRファイルの入出力をサポートしています。書き込みはPVRTC 2bpp/PVRTC 4bpp/ETC形式に対応、読み込みは殆どの形式のPVRファイルに対応しています。
また、ETC1専用のPKMファイルの入出力にも対応しています。
「Clear PVRTC」プロセスによるPVRTC 4bpp高画質化
OPTPiX imesta独自の「Clear PVRTC」プロセスにより、イメージ変換におけるPVRTC 4bpp変換の画質を向上できます。
RGB階調指定減色
4096色・32768色・26万色など、24bitカラーより少ない階調での減色を行うことができます。
ファイルサイズ調整
指定したファイルサイズに収まるように、減色を行うことができます。
ファイルサイズ試算
編集中の画像に対して、「どの形式で保存したときに何バイトになるか、また転送時間がどのくらいになるか」を、事前に調べることができます。
PNG24高圧縮化加工 [OPTPiX Labs]
PNG24(ダイレクトカラーPNG)形式で保存した場合に、圧縮効率が向上しファイルサイズがより小さくなるように特殊なフィルタ処理を施します。
PNGオプティマイザー
PNGファイル保存時に、画質を劣化させることなくファイルサイズを更に小さくすることが可能です。
JPEG不要ヘッダ削除
入力フォルダ内のJPEGファイルの不要ヘッダを削除し、ファイルサイズを小さくすることができます。
OPTPiX imesta for Game & Embedded 専用画像フォーマット
OPTPiX imesta for Game & Embedded は、高度なGIF形式の入出力、アニメーションGIFファイルにも対応しています。また、作成した画像をDirectXの開発ツールで便利に扱える画像フォーマットとして、DDSフォーマットの読み書きをサポートしています。
アニメーションGIF作成機能
OPTPiX imesta for Game & Embedded は、アニメーションGIFを作成するための機能を多数搭載しています。
ハイブリッド画像変換 [OPTPiX Labs]
元画像を重ね合わせて1枚の画像として表示できるよう、JPEGとPNGの2つの画像に変換します。JPEGではモスキートノイズが出てしまいそうな箇所をPNGに、色数が多く圧縮しにくいところをJPEGで保存。これらを重ね合わせることで、2つの画像の「いいとこ取り」をした高画質でサイズの小さい画像を表示できます。