入力されたすべての画像ファイルから、一つの共通パレットを作成する機能です。
マクロ処理の機能に[共通パレット作成]を選んだとき、この設定を行うことができます。
共通パレットとは、複数のインデックスカラーイメージで共通に使用できるようつくられる、ただ一つの最適化パレットのことです。OPTPiX imestaでは、「１枚のイメージで最大256色分になるパレット」だけでなく「複数枚のイメージで合計して最大256色分になるパレット」を作成することができます。作成したパレットは、固定パレットとして減色時のパラメータとして与えます。
この処理は、パレットを作成するのみです。パレットの作成と同時に各イメージの減色も行うには、「共通パレット減色」を使用します。
減色設定
[減色]ダイアログを開き、減色パラメータの設定を行います。
パレット形式
作られた共通パレットを保存する際の、フォーマットと拡張子を指定します。
共通パレットは、出力フォルダにパレットファイルとして出力されます。パレットファイル名は、”common.xxx”の拡張子部分（”xxx”）を[パレット形式]の拡張子に変更したものになります。同名のファイルがすでに存在する場合は、上書きされます。
ここで出力されるパレットファイルは、[マクロ処理/編集:詳細]ダイアログの[RGB値を正規化する]の状態に関わらず常にRGB値の正規化が行われます。