PVRフォーマットで画像を保存するときに、保存方法(オプション)を設定します。
事前に設定しておくには、メインメニューから [設定]-[ファイル保存オプション] で [ファイル保存オプション – PVR] ダイアログを開きます。
※ 保存オプションの詳細については、PVRフォーマット仕様書などをご覧ください。
テクスチャ形式
保存するテクスチャ形式を指定します。すでにPVRT, ETCそれぞれの形式で圧縮済みの場合は各々の形式で保存されます。未圧縮の場合はここで選択した形式で圧縮が行われ、保存されます。
「Unity」で使用する場合は「イメージ変換」で ARGB4444 または RGB565 へ変換してから、同じ形式で保存するのが最も画質が良くなります。
PVR垂直Flip
PVRファイル保存時に「垂直Flip」形式のPVRTCとして保存します。PVRファイルを「Unity」に読み込ませる場合はこのオプションをONにしてください。
「Clear PVRTC」プロセスによる高画質化
OPTPiX imesta独自のPVRTC 4bpp高画質化機能である「Clear PVRTC」プロセスを使用するかどうかを指定します。
「Clear PVRTC」を使用することで、PVRTC 4bpp変換の画質が向上します。特に透過(抜き)境界付近で発生する滲みやノイズの軽減に大きな効果を発揮します
本オプションは「テクスチャ形式」として「PVRT 4bpp」を選択した場合にのみ有効です。
色再現性の向上
元画像の色合いを可能な限り再現するかどうかを指定します。
指定は6段階で、値が大きいほど元画像の色合いを最大限再現すべく処理を行いますが、その分変換速度は低下します。
透過境界の画質改善
透過境界の画質の改善方法を指定します。
通常 | 輪郭の形状と色合いのバランスを調整しながら画質を改善します。合わせて [輪郭優先バランス] で、透過境界の輪郭の再現性をどの程度優先するかを指定してください。 |
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特殊1、特殊2 | 「通常」で思うような効果が得られない場合は、これを選択してみてください。より良い結果が得られる場合があります。 |
輪郭優先バランス
輪郭形状の再現を優先するかどうかを指定します。指定は5段階で、大きな値を選択するほど、輪郭形状の再現を優先します。その分、周囲の色味などの再現性が犠牲になります。
ファイル保存時のオプション設定を省略する
次回保存時からこのダイアログを表示しません。
毎回表示するように戻したい場合は、メインメニューから [設定]-[ファイル保存オプション] を選び、このダイアログを表示させてオプションをOFFにしてください。