[エリアマップ減色]ダイアログ

エリアマップ減色は、画像をいくつかの領域(エリア)に分け、その領域ごとに色数を指定して減色を行う機能です。

エリアマップ減色は、2つの方式で領域を指定することができます。ひとつは領域選択を行ったのちに、その内側と外側に対して色数を指定する方法です。もうひとつは各領域を異なる色で塗り分けた「エリアマップ画像」を与え、それぞれの領域(色)に対して色数を指定する方法です。

それぞれの領域で、使用するパレットエントリは独立しています。2つの領域で同じ色が割り当てられても、パレットエントリが混ざり合うことはありません。

領域1
▲選択領域の内側と外側で指定
領域2
▲エリアマップ画像で指定

 

[エリアマップ減色]ダイアログを表示するには、メインメニューから[イメージ]-[エリアマップ減色]を選びます。

 

▲[エリアマップ減色]ダイアログ

▲[エリアマップ減色]ダイアログ

減色に関する設定は、すべて[エリアマップ減色]ダイアログで行います。[エリアマップ減色]ダイアログは複数の設定ページから構成されており、多岐に渡って細かい設定を行うことができます。

[減色]ボタンをクリックすると、編集中のイメージの減色を開始します。

 減色の進捗状況はステータスバーで確認することができます。減色が終了すると、減色処理後のイメージが表示されます。

 

ツリー

減色設定のページを選びます。

設定復元

▲設定復元メニュー

▲設定復元メニュー

減色を行うごとに、[減色]ダイアログの全パラメータがimestaの内部に保存されます。[設定復元]ボタンを押すと、過去に適用された減色パラメータを呼び出します。

このページを初期設定に戻す

現在のページの設定を初期化します。

すべて初期設定に戻す

すべてのページの設定を初期化します。

過去の実行結果

過去の減色パラメータがリストされています。選択すると、そのパラメータを呼び出します。

icn_floatoff ツールウィンドウ非表示

ONにすると、ツールウィンドウを隠します。OFFにすると再び表示されます。

icn_newwindow 新規画像作成

ONにすると、新しい編集ウィンドウを作成して、減色後イメージを表示します。OFFのときは、現在の編集ウィンドウのイメージを減色後イメージで置き換えます。

icn_contreduce 連続減色

ONにすると、[減色]ボタンをクリックして減色を開始したあとも、ダイアログを閉じません。減色作業を裏(バックグラウンド)で実行しながら、新しい減色パラメータの設定を行うことができます。
減色作業を裏(バックグラウンド)で実行している間に[減色]ボタンをクリックすると、いま行っている減色作業が終了したあとに、次の減色作業の実行に入ります。
減色作業は、いくつでも溜めることができます。溜めた減色作業を中止するには、メインメニューから[編集]-[中止]を選びます。

減色

現在のパラメータで減色を始めます。現在の減色パラメータがimesta内部に保存され、次回このダイアログを開いたときに設定されます。
icn_contreduce[連続減色]ボタンがONのときは、ダイアログは開いたまま、裏(バックグラウンド)で減色作業が始まります。
icn_contreduce[連続減色]ボタンがOFFのときは、ダイアログが閉じられて減色を開始し、減色が終了すると編集ウィンドウに減色後イメージが表示されます。

キャンセル / 終了

減色を行わずにダイアログを閉じます。減色パラメータの変更はキャンセルされます。
▲一度め

▲一度め

▲2度目

▲2度目以降

[連続減色]ボタンがONのときは、一度減色を行うと、[キャンセル]ボタン[終了]ボタンになります。