印刷

印刷設定編集中のイメージを印刷するには、メインメニューから[ファイル]-[印刷]を選びます。

OPTPiX imestaの印刷機能は、通常のグラフィックスツールが「印刷時の寸法」でサイズ指定を行うのとは異なり、「ビットマップを何倍に拡大するか」でサイズ指定を行います。OPTPiX imesta側で同じ設定値を与えても、プリンタの機種やドライバへの設定値によって印刷面積が変わりますが、プリンタドライバのイメージ補間機能に左右されない印刷結果が得られます。

印刷イメージサイズ

[倍率]は、イメージ データの1ドットをプリンタで何ドットの大きさで印刷するかを指定します。400%を指定すれば、イメージデータの1ドットをプリンタ上の4×4ドットで 印刷します。右側には、指定した倍率で印刷したときの実寸を計算して表示しています。印刷解像度が高いほど、[倍率]が100%のときの印刷面積が小さくなります。

倍率が100の整数倍でないときは、プリンタドライバによる補間処理が施されます。

印刷位置

イメージを印刷する位置を指定します。

[左から][上から]に、余白の寸法を入力します。この値と[印刷イメージサイズ]から、[右余白][下余白]が自動的に計算されます。

用紙の中央に印刷

イメージを用紙の中央に配置させるために、余白を自動調整します。

用紙に合わせる

用紙にできるだけ大きく印刷させるために、[倍率][印刷位置]を自動設定します。自動設定後に、各パラメータを手動で変えることができます。

プリンタの設定

[プリンタの設定]ダイアログを呼び出し、用紙サイズやプリンタの各種設定を行います。OPTPiX imestaは、ここで設定した値をもとに印刷面積、印刷位置を決定します。必ず一番最初に[プリンタの設定]を行ってください。詳しくはお使いのプリンタのマニュアルをご覧ください。

OPTPiX imestaの印刷結果は、プリンタドライバの動作により大きく変化することがあります。正しく印刷が行われないときは、まずプリンタドライバのバージョンアップをお試しください。

印刷設定のポイント

印刷解像度OPTPiX imestaは、プリンタドライバからそのプリンタの現在のDPI設定値を取得し、その値を[印刷解像度]に表示します。この値と[倍率]に設定した値から印刷時の寸法を計算して、[倍率]の右側に表示します。たとえばDPI設定値が「360dpi」の場合、幅360ピクセルのイメージが1インチ(25.4mm)の印刷時の寸法になる、と表示されます。

一般に、プリンタはモニタに比べて解像度が高いため、かなり大きい倍率を必要とすることが多いです。たとえば、幅256ピクセルのイメージを10cm程度に印刷したいとき、720dpiのプリンタでは、

10cm ≒ 4インチ

720dpi×4インチ = 2880ドット

2880ドット÷256ピクセル ≒ 1100%

と、1100%を設定する必要があります。

用紙設定で高品質用紙を選択したり、印刷品質設定で高品質になるように設定を行うと、印刷面積が小さくなることがあります。これは、高品質になるに従ってDPI設定値が上がるようにプリンタドライバが設計されているためです。この値が大きくなるほど、[倍率]が100%のときの印刷面積が小さくなります。

キーボード操作

[Ctrl]+P

画像を印刷します。