レイヤ敷き詰め

レイヤ敷き詰め1つの画像に含まれる全レイヤのイメージを、1枚のイメージに敷き詰めて並べるには、メインメニューから[フィルタ]-[レイヤ敷き詰め]を選びます。

アラインメント調整を行う

各レイヤイメージの配置時の左上位置を[アラインメントサイズ]で指定されたドット単位に揃えます。たとえば8を指定した場合、各レイヤ画像の左上位置はは8×8ドット単位になります。

作成する画像の横サイズを指定する

指定した横幅のイメージに各レイヤ画像を配置します。このオプションがOFFのときは、面積がもっとも小さくなる横幅を自動的に探します。

配置位置情報をCSV形式ファイルに出力する

「どのイメージをどの位置に配置したか」の情報を、CSV形式ファイルで出力します。ファイルは[フォルダ名]で指定した位置に「画像のファイル名の拡張子を”.csv”に変更したもの」で出力されます。

 

レイヤ敷き詰めとは

特定の環境においては、3DCGに用いるテクスチャイメージ群などは、個々のイメージ単位ではなく「1枚の大きなイメージに繋ぎ合わせて」与える必要があります。そのようなイメージを作成するための機能です。

各テクスチャの幅や高さはさまざまなものになりますが、本フィルタではそれらをできるだけ無駄なスペースが少なくなるように適切な配置を探します。

出力したイメージには、「どのイメージをどの位置に配置したか」の情報がユーザーデータとして付加されます。ユーザーデータはCSV形式で記録されており、オプションで別途ファイルに出力することも可能です。

レイヤ敷き詰めが行われたイメージの例
▲レイヤ敷き詰めが行われたイメージの例

PARTS,XPOS,YPOS,XSIZE,YSIZE
0,0,96,128,32
1,32,160,32,56
2,248,0,56,120
3,0,128,112,32
4,128,125,96,56
5,120,181,51,51
6,128,0,64,120
7,192,0,56,125
8,0,160,32,64
9,64,160,56,48
10,0,0,128,96
11,171,181,51,51
12,224,125,75,75
13,222,200,48,48

▲付加されたユーザーデータ