イメージに文字列を合成するときに、アルファチャンネルへの描画を制御したり、描画色や縁どりなどの設定を行います。
[文字入れ]ダイアログを表示するには、メインメニューから[イメージ]-[文字入れ]を選びます。
文字不透明度
半透明で文字列を合成するとき、不透明度を指定します。小さいほど、透けるようになります。
ダイレクトカラーイメージにのみ適用できます。
文字をアルファチャンネルに合成
アルファチャンネルに文字を描画します。
アルファチャンネルを持つダイレクトカラーイメージにのみ適用できます。
加算 (不透明化) |
透明の地に不透明の文字列を合成します。 |
---|---|
減算 (透明化) |
不透明の地に透明の文字列を合成します。 |
RGBチャンネルには合成しない
RGBチャンネルには文字列を合成しません。
透明地にスムージングをONにした文字列を描くとき、RGBチャンネルとアルファチャンネルの両方に合成すると、RGBチャンネル側の文字の輪郭に現れる補間色が表示時にエッジに現れ、汚くなります。RGBチャンネルは描画色で塗り潰し、アルファチャンネルのみでスムージングをかけた文字を描くことで、エッジのきれいなスムージング結果が得られます。
RGBとアルファの
両方に文字合成
RGBを白で塗り潰してから
アルファのみ文字合成
文字色の変更
文字を描画する色をこのダイアログで指定したいときは、このオプションをONにします。OFFのときは、現在の選択色で描画します。
ダイレクトカラーイメージにのみ適用できます。
効果
着色方法を指定します。[単色]・[水平グラデーション]・[垂直グラデーション]・[4点グラデーション]が指定できます。
単色では1色、グラデーションでは最大4つの色を指定することができます。
ガンマカーブ
グラデーションを指定したとき、色の変化の度合いを縦横2本のスライダで指定することができます。
縁どり
縁どりの種類と、色を指定します。
[スムージング]属性がONになっていると、縁どり線が薄くなってしまうことがあります。
強調
太い縁どり線になるようにします。
文字列
描画する文字列を指定します。1024バイト(日本語で500文字程度)までの文字列を入力できます。
[貼り付け]ボタンをクリックすると、クリップボードにある文字列を入力することができます。
プレビュー
処理結果を先に表示して、確認することができます。[キャンセル]ボタンをクリックすると、イメージは元に戻ります。
このオプションがOFFのときは、[OK]ボタンをクリックするまで、処理結果を見ることはできません。