パレットソート

パレットをRGB値・YUV変換値・使用頻度などの順番で並べ替えるには、メインメニューから[パレット]-[パレットソート]を選びます。

imestaオリジナルの「Neuro(ニューロ)ソート」は、人間の視覚的にみて近い色どうしを選択し並べることができます。

編集中の画像のパレットをソートするときは、以下の手順で行います。

  1. パレットの一部のみをソートしたいときは、サイドウィンドウからソートしたいパレットを範囲指定します。
  2. メインメニューから[パレット]-[パレットソート]を選びます。
  3. パレットの並び順を選びます。[RGB順]を選択すると、RGBの3系列のうち、どの系列をどのように優先するか指定できます。
減色プロセス中で、パレットソートを行うことができます。

対象

パレット内のすべてのエントリを対象にしたいときは[全パレットエントリ]を、選択したパレットエントリのみを対象にしたいときは[選択パレットエントリのみ]を選びます。

パレットエントリ0は処理しない

パレットエントリ0は、ソート処理から除外します。

ソート方法

ソートの際に、大小比較のキーとなる値の求め方を指定します。

 

YUV順 カラー値をYUV値(輝度・色差)に変換して、キーにします。
HSV順 カラー値をHSV値(色相・彩度・強度)に変換して、キーにします。
HLS順 カラー値をHLS値(色相・明度・彩度)に変換して、キーにします。
RGB順
カラー値をRGB値のままキーにします。Red・Green・Blueの各値をどのように並べてソートするかを、インターリーブ値で指定することができます。

順序

Red・Green・Blueの並び順を指定します。
[バイト順]は、「8bitインターリーブ」であるともいえます。
バイト順
Rを8bit・Gを8bit・Bを8bit並べて、値にします。
1bitインターリーブ
Rを1bit・Gを1bit・Bを1bit並べて、それを8回繰り返して値にします。全体的な輝度の順に並ぶことになります。
2bitインターリーブ
Rを2bit・Gを2bit・Bを2bit並べて、それを4回繰り返して値にします。
Neuro
視覚的に近い色どうしに並べ替える、imesta独自のソート方法です。
通 常のRGBやYUVのソート方法では、数値的には近い色でも実際に人間が見るとかけ離れている場合が多々あります。ニューロソートは、ニューラルネット ワーク(神経回路網)アルゴリズムを応用したソート方法で、視覚的にみて近い色どうしを並べ、グラデーション配列を実現する技術です。
アルファ値順 アルファ値の大小をキーにします。
使用頻度順 イメージ側で使われている頻度(面積)をキーにします。インデックス1が100ピクセル・インデックス2が20ピクセル・インデックス3が200ピクセルあった場合、3・1・2の順にソートされます。
ピクセル出現順
イメージを左上から右下へ順次スキャンし、インデックス値が出現する順番でソートします。
“1132212135514”の順にピクセルが並んでいた場合、1・3・2・5・4の順にソートします。
使用したい色を希望の順序に並べた「パレットテーブル画像」を先に用意しておき、これを「ピクセル出現順」でソートすると、「パレットの絵」と同じ並びのパレットを生成することができます。
順序反転 現在の並び順を逆順にします。
行と列を入れ替え 縦並びだったパレットエントリを横並びに、または横並びだったパレットを縦並びにします。256個すべてのパレットエントリが対象になっているときのみ、適用できます。
 

逆順

逆順でソートします。

空きパレットエントリを末尾へ移動する

イメージ側で使用されていないパレットエントリは、ソート後に末尾へ移動されます。