イメージのヒストグラムを平均化するには、メインメニューから[イメージ]-[画像調整]-[ヒストグラム平均化]を選びます。
「ヒストグラム平均化」は、明るい部分の面積が多いときはそこを暗く、暗い部分の面積が多いときはそこを明るくなるように調整を行い、イメージ全体での輝度の分布を平均化するはたらきをします。露出の過不足が大きいイメージを見やすくしたいときに効果がありますが、画像のノイズが目立って荒れた絵になりやすい欠点があります。
ヒストグラム平均化
スライダーを動かすか、数値を指定して、画像のヒストグラム平均化の強度を指定します。
0%のときはイメージは変化しません。数値を上げていくと、ヒストグラムが平坦に近づいていきます。
値を記憶する
ダイアログの設定値を記憶し、次回実行時に復元します。このオプションがOFFのときは、ダイアログを開くたびに設定値が初期化されます。
選択領域のみ
選択領域のみ、処理を行います。
ダイレクトカラーイメージにのみ適用できます。
全レイヤを処理
ONのときはすべてのレイヤに対して、OFFのときは編集中のレイヤのみに対して、処理を行います。
プレビュー
処理結果を先に表示して、確認することができます。[キャンセル]ボタンをクリックすると、イメージは元に戻ります。
このオプションがOFFのときは、[OK]ボタンをクリックするまで、処理結果を見ることはできません。
選択パレットエントリのみ
選択されたパレットエントリに対してのみ、処理を行います。インデックスカラーイメージにのみ適用できます。
新規画像作成
処理結果を新しい編集ウィンドウで表示します。オプションがOFFのときは、編集中の画像が処理結果のものに置き換えられます。