アルファの操作

 
▲アルファチャンネルの効果。背景(チェック模様)が透けて見える

▲アルファチャンネルの効果。背景(チェック模様)が透けて見える

アルファは、ピクセルの不透明度を示す値です。ピクセル毎に異なる不透明度で半透明合成表示をするために使用します。imestaでは、8bit(256段階)のアルファ値を持つことができます。

ダイレクトカラーイメージでは、R・G・Bチャンネルに対する第4のチャンネルとして構築されます。インデックスカラーイメージでは、パレットのR・G・B値に対する第4の値として構築されます。

 

アルファの作成と加工

既存のイメージにアルファを追加するには、メインメニューから[アルファ]-[アルファチャンネル新設]を選びます。

他にも、既存のイメージにアルファを追加したり、アルファの加工をするには、さまざまな方法があります。詳しくは以下をご覧ください。

アルファチャンネルの表示

イメージのアルファチャンネルを目に見える形(グレースケール)で表示するには、メインメニューから[アルファ]-[アルファチャンネル表示]を選びます。

パレットエディタアルファチャンネルをグレースケールで表示するには、メインメニューから[パレット]-[パレットエディタの表示設定]を選び、[パレットエディタの表示設定]ダイアログから[パレットにアルファ値を表示する]をONにします。

アルファブレンド表示

 

アルファチャンネルによる半透明合成を施した状態でイメージを表示するには、メインメニューから[アルファ]-[アルファブレンド表示]を選びます。

合成後のイメージを開く

アルファブレンド表示されている状態のイメージをキャプチャして、新規画像として開くには、メインメニューから[レイヤ]-[レイヤ統合]を選びます。

アルファブレンド表示の背景を選ぶ

アルファブレンド表示の背景を選ぶには、メインメニューから[アルファ]-[アルファブレンド背景]を選びます。
背景色(模様無し) 単一色を背景にして、合成します。
背景色(チェック模様) 2色のチェック模様を背景にして、合成します。
背景イメージ 指定したイメージを背景にして、合成します。
レイヤ1 レイヤ1のイメージを背景にして、合成します。
背景イメージ、またはレイヤ1と合成しているときは、編集ウィンドウ内で[Ctrl]+[Space]+ドラッグすることで、背景位置を調整することができます。

アルファブレンド表示の方法を選ぶ

アルファブレンド表示の方法を選ぶには、メインメニューから[アルファ]-[アルファブレンド方法]を選びます。
カレントレイヤのみブレンド 編集中のレイヤのみを背景とブレンドして表示します。
カレントレイヤまでブレンド いちばん下になるレイヤから、編集中のレイヤまでを背景とブレンドして表示します。
全レイヤブレンド すべてのレイヤを背景とブレンドして表示します。
逆順ブレンド ONのときは、番号の小さいレイヤをいちばん上にして重ねます。

アルファチャンネル設定

アルファチャンネルの表示効果についての設定を行うには、メインメニューから[設定]-[アルファチャンネル設定]を選びます。

キーボード操作

[Ctrl]+M アルファチャンネル表示ON/OFFを切り替えます。
[Ctrl]+E アルファブレンド表示ON/OFFを切り替えます。