マクロ – レイヤ連結

 ▲レイヤ連結

▲レイヤ連結

入力したマルチレイヤ画像の全レイヤを並べて連結し、1枚の大きなイメージにする機能です。

マクロ処理の機能に[レイヤ連結]を選んだとき、この設定を行うことができます。

 

連結されたイメージは、「セル分割」で再び切り分けることができます。

連結折り返し枚数

レイヤはここで指定された枚数だけ左から右へ並べて連結され、それを縦方向に連結して大きなイメージが作成されます。
連結後のイメージサイズの幅または高さが9999ドットを超えるときは、連結できません。連結を中止し、この画像のマクロ処理をスキップします。

インデックスカラーイメージの連結方法

▲インデックスカラーイメージの連結

▲インデックスカラーイメージの連結

色の異なるパレットを持っているインデックスカラーイメージを連結するときは、色の統合作業が必要になります。

レイヤに1枚でもダイレクトカラーイメージが含まれているときは、このオプションの設定に関わらず[全レイヤをダイレクトカラーに変換して連結する]でマクロ処理が行われます。

レイヤ1のパレットを使用し、
イメージのインデックス値を保持したまま
連結する
パレットは1枚めのレイヤのものを使用した状態で、イメージのインデックス値を保持したままの状態で連結を行います。2枚め以降のパレットは無視されるため、見た目(色)は保存されないことがあります。
(右図(1))
レイヤ1のパレットを使用し、
他レイヤはなるべく近い色に置換して
連結する
1枚めのレイヤパレットで2枚め以降のレイヤを減色して、同一パレットに変換してから連結することで、見た目(色)をできるだけ保存した状態で連結イメージを得ることができます。
(右図(2))
既に同じ色があったら使用し、
無い色はを追加して連結する
レイヤのパレット内容を連結しますが、同じ色のエントリは一つにまとめます。統合結果のパレットエントリ数が256を超える場合、処理を中止します。
レイヤ1のパレットに、
他レイヤのパレットをそのまま追加して
連結する
レイヤのパレット内容を連結しますが、同じ色のエントリがあってもまとめません。統合結果のパレットエントリ数が256を超える場合、処理を中止します。
全レイヤをダイレクトカラーに
変換して連結する
すべてのレイヤダイレクトカラーイメージに変換してから連結することで、見た目(色)を完全に保存した状態で連結画像を得ることができます。パレットは失われます。(右図(3))

合計色数が256色を超える場合はダイレクトカラーに変換

インデックスカラーイメージを連結するとき、[インデックスカラーイメージの連結方法][既に同じ色があったら使用し、無い色は追加して連結する]または[レイヤ1のパレットに、他レイヤのパレットをそのまま追加して連結する]を選んだとき、パレットエントリが増加することがあります。この結果、256エントリに収まらなくなった場合の動作を、このオプションで指定します。
このオプションがONのときは、すべてのイメージをダイレクトカラーに変換してから接続します。この結果、パレットは消滅します。
このオプションがOFFのときは、256エントリを超える場合は連結を中止し、この画像のマクロ処理をスキップします。