自由定義可能なマトリクスによるフィルタ加工を行うには、メインメニューから[フィルタ]-[カスタムフィルタ]を選びます。
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フィルタマトリクス
フィルタに与えるパラメータの配列です。周辺5×5ピクセル(対象ピクセルからみて左上-2~右下+2ピクセル分)に対して、どれだけの重みで取得するかを-999~999で入力します。数値を入力しない枠は、重み0として扱われます。
右上ダイアログ画像の設定例では、「対象ピクセルの輝度の49倍」+「周辺ピクセルの輝度の-2倍をすべて足したもの」がまず求められます。この値を[スケール](例では1)で割り、さらに[オフセット](例では0)を足した結果が最終的なピクセルの値になります。
適用先
フィルタ処理を行うチャンネルを指定します。[グレースケール]を指定すると、イメージをグレースケールに変換してからフィルタ処理を行います。
スケール
[フィルタマトリクス]で得られた合計値を、ここで指定された値で割ります。
オフセット
スケール処理(割り算)後の値に-9999~9999の値を加算して、輝度を調整します。
プリセット
保存したフィルタ設定値をワンタッチで呼び出します。
クリア
フィルタ設定値を初期化します。
読み込み
フィルタ設定値をファイルから読み込みます。
保存
フィルタ設定値をファイルに保存します。ここで保存した内容は、[プリセット]で呼び出すことができます。
プレビュー
イメージにフィルタ設定値を反映します。[キャンセル]または[元に戻す]ボタンをクリックすると、イメージは元に戻ります。
元に戻す
プレビュー状態になっているイメージを、元の状態に戻します。
全レイヤを処理
ONのときはすべてのレイヤに対して、OFFのときは編集中のレイヤのみに対して、処理を行います。
新規画像作成
処理結果を新しい編集ウィンドウで表示します。オプションがOFFのときは、編集中の画像が処理結果のものに置き換えられます。