カスタムフィルタ

カスタムフィルタ自由定義可能なマトリクスによるフィルタ加工を行うには、メインメニューから[フィルタ]-[カスタムフィルタ]を選びます。

処理前
▲処理前

処理後
▲処理後(右設定値)

フィルタマトリクス

フィルタに与えるパラメータの配列です。周辺5×5ピクセル(対象ピクセルからみて左上-2~右下+2ピクセル分)に対して、どれだけの重みで取得するかを-999~999で入力します。数値を入力しない枠は、重み0として扱われます。

右上ダイアログ画像の設定例では、「対象ピクセルの輝度の49倍」+「周辺ピクセルの輝度の-2倍をすべて足したもの」がまず求められます。この値を[スケール](例では1)で割り、さらに[オフセット](例では0)を足した結果が最終的なピクセルの値になります。

適用先

フィルタ処理を行うチャンネルを指定します。[グレースケール]を指定すると、イメージをグレースケールに変換してからフィルタ処理を行います。

スケール

[フィルタマトリクス]で得られた合計値を、ここで指定された値で割ります。

オフセット

スケール処理(割り算)後の値に-9999~9999の値を加算して、輝度を調整します。

プリセット

保存したフィルタ設定値をワンタッチで呼び出します。

クリア

フィルタ設定値を初期化します。

読み込み

フィルタ設定値をファイルから読み込みます。

保存

フィルタ設定値をファイルに保存します。ここで保存した内容は、[プリセット]で呼び出すことができます。

プレビュー

イメージにフィルタ設定値を反映します。[キャンセル]または[元に戻す]ボタンをクリックすると、イメージは元に戻ります。

元に戻す

プレビュー状態になっているイメージを、元の状態に戻します。

全レイヤを処理

ONのときはすべてのレイヤに対して、OFFのときは編集中のレイヤのみに対して、処理を行います。

新規画像作成

処理結果を新しい編集ウィンドウで表示します。オプションがOFFのときは、編集中の画像が処理結果のものに置き換えられます。