マクロ – マルチレイヤ化

マクロ - マルチレイヤ化 入力されたファイル群を束ねて、マルチレイヤ画像にして出力する機能です。

マクロ処理の機能に[マルチレイヤ化]を選んだとき、この設定を行うことができます。

レイヤ化方法

ファイル群をマルチレイヤ化するときに、その方法を指定します。マルチレイヤ化されるファイル名のルールを選択することができます。

連番ファイル名になっている
ファイル同士をマルチレイヤ化

各フォルダにある「連番形式になっている画像ファイル」をマルチレイヤ化し、連番を除いたファイル名で出力します。

[入力]タブ[サブフォルダも処理]をONにすると、各サブフォルダごとに「フォルダ内の連番画像ファイルを1つのマルチレイヤ画像として出力」させることができます。

入力 出力

foo1.bmp
foo2.bmp

foo.is(2レイヤ

bar1.bmp
bar2.bmp
bar3.bmp

bar.is(3レイヤ

baz1.bmp

baz.is(1レイヤ
連番フォルダにある
同名ファイル同士をマルチレイヤ化

連番になっているフォルダにある「同じ名前の画像ファイル」をマルチレイヤ化し、一番最初のレイヤになる画像ファイルのファイル名で出力します。

この方法を使用するときは、「入力フォルダ」として1番めの画像のあるフォルダを指定してください。例えば”C:\graph\in\1\”を指定すると、imestaは”C:\graph\in\2\”・”C:\graph\in\3\”……を順次調べます。

入力 出力

1\foo.bmp
2\foo.bmp

foo.is(2レイヤ

1\bar.bmp
2\bar.bmp
3\bar.bmp

bar.is(4レイヤ

1\baz.bmp

baz.is(1レイヤ
各フォルダにある
すべての画像をひとまとめにする

連番かどうかに関わらず、指定フォルダのすべての画像ファイルをマルチレイヤ化し、連番を除いたファイル名で出力します。

[入力]タブ[サブフォルダも処理]をONにすると、各サブフォルダごとに「フォルダ内の全画像ファイルを1つのマルチレイヤ画像として出力」させることができます。

入力 出力

1\foo.bmp
1\bar.bmp

1\bar.is(2レイヤ

2\foo.bmp
2\bar.bmp
2\baz.bmp

2\bar.is(3レイヤ

3\foo.bmp

3\foo.is(1レイヤ

(出力ファイル名は[ソート順序]「名前」のときの例)

ソート順序

画像ファイルの並び順を指定します。[名前]・[日付]・[ファイルサイズ]から選ぶことができます。

逆順

逆順で並べます。

新しく付けるレイヤ名の形式

レイヤに付けられるレイヤ名の命名方法を指定します。

なし

レイヤ名を空にします。

元レイヤ名

元のレイヤ名をそのまま引き継ぎます。

元画像名

元の画像のファイル名がレイヤ名になります。

元画像名_元レイヤ名

元の画像のファイル名とレイヤ名を繋げたものが、新しいレイヤ名になります。