マクロ – 拡大縮小

マクロ - 拡大縮小 (拡大)入力されたすべての画像ファイルの拡大・縮小を行う機能です。

マクロ処理の機能に[拡大縮小]を選んだとき、この設定を行うことができます。

拡大・縮小をせずにイメージのサイズ変更をするには、[イメージサイズ変更]を選びます。

新しいサイズ

画像ファイルに対して行う作業の指定を行います。組み合わせられるオプションは、以下のいずれかになります。作成できるイメージサイズの上限は、9999×9999ドットです。

数値指定

「幅」・「高さ」・「幅と高さ」・「どちらか長いほうの辺」のいずれかを指定したピクセル数にします。

倍率指定

元イメージに対する辺の長さをパーセント単位で設定します。

分数指定

元イメージに対する辺の長さを分数単位で設定します。

縦横比(アスペクト)を固定

このオプションをONにすると、縦と横のサイズ比を保ったまま拡大・縮小します。OFFにすると、縦横比を自由に変更することができます。

サイズ指定ドット単位

幅・高さの単位を決めます。たとえば「8ドット単位」を指定すると、幅・高さはそれぞれの方法で算出されたあと、8ドット単位で丸められます。

補間法

OPTPiX imestaは、7種類の拡大・縮小エンジンを備えています。絵の種類や使用目的によって、最適な補間法は異なります。

近傍画素法
(ニアレストネイバー)

 

近傍画素法 (ニアレストネイバー)

拡大処理のときは補間なしで行われ、使用色数が変化しません。

縮小処理のときは間引き(補間なし)で行われ、使用色数が変化しません。

拡大時のジャギー除去は行われず、ブロック状になります。

縮小時には間引きされたピクセルの情報が完全に失われます。

エッジがぼけず、シャープです。

整数倍拡大イメージの作成に向いています。

高速処理ができます。

近傍画素法
(直線補間型)

 

近傍画素法 (直線補間型)

拡大処理のときは直線補間されますが、使用色数が変化しません。

縮小処理のときは直線補間され、使用色数が変化します。

拡大時にジャギーをある程度除去します。

エッジがぼけず、シャープです。

幾何学的な図形の拡大に向いています。

近傍画素法
(3次補間型)

 

近傍画素法 (3次補間型)

拡大処理のときは3次補間されますが、使用色数が変化しません。

縮小処理のときは3次補間され、使用色数が変化します。

拡大時のジャギー除去能力が強力です。

エッジがぼけず、シャープです。

手書きの図形や文字によるイメージなどの拡大に向いています。

処理に時間がかかります。

直線補間法
(バイリニア)

 

直線補間法 (バイリニア)

拡大処理のときは直線補間され、使用色数が変化します。

縮小処理のときは直線補間され、使用色数が変化します。

拡大時にジャギーをある程度除去します。

縮小時のディテール劣化が大きく、コントラストの低下も大きいです。

絵のシャープさには欠けます。

不自然な輪郭強調は起こりません。

幾何学的なイメージの拡大・縮小に向いています。

3次補間法
(バイキュービック)

 

3次補間法 (バイキュービック)

拡大処理のときは3次補間され、使用色数が変化します。

縮小処理のときは3次補間され、使用色数が変化します。

拡大時のジャギー除去能力が強力です。

縮小時のディテール劣化が小さく、コントラストの低下も小さいです。

絵のシャープさにはやや欠けます。

不自然な輪郭強調が発生することがあります。

人物・風景画など自然画の拡大・縮小に向いています。

処理に時間がかかります。

lanczos3
(ランチョス3・速度優先)

 

lanczos3 (ランチョス3・速度優先)

拡大処理のときはlanczos3補間され、使用色数が変化します。

縮小処理のときはlanczos3補間され、使用色数が変化します。

拡大時にジャギーをある程度除去します。

縮小時のディテール劣化が小さく、コントラストの低下も小さいです。

シャープネス効果が強めにかかります。

不自然な輪郭強調が発生することがあります。

人物・風景画など自然画の拡大・縮小に向いています。

上下方向・左右方向で非対称の処理結果が出ることがあります。

処理に時間がかかります。

lanczos3
(ランチョス3・画質優先)

 

lanczos3 (ランチョス3・画質優先)

拡大処理のときはlanczos3補間され、使用色数が変化します。

縮小処理のときはlanczos3補間され、使用色数が変化します。

拡大時にジャギーをある程度除去します。

縮小時のディテール劣化が小さく、コントラストの低下も小さいです。

シャープネス効果が強めにかかります。

不自然な輪郭強調が発生することがあります。

人物・風景画など自然画の拡大・縮小に向いています。

処理に非常に時間がかかります。

領域保護

透明の領域と不透明の領域の境目に補間色が発生しないように、拡大・縮小を行います。

アルファ値0(完全透明)の領域を保護

アルファ値が0のピクセルを透明、それ以外のピクセルを不透明として、境界保護処理を行います。

指定RGB値の領域を保護

特定のRGB値のピクセルを透明、それ以外のピクセルを不透明として、境界保護処理を行います。

「3次補間法(バイキュービック)」・「lanczos3」で補間を行うと、保護される境界に不自然なドットが発生することがあります。このような場合は、「直線補間法(バイリニア)」をお試しください。

インデックスカラーのまま拡大縮小

このオプションをONにすると、パレットを変化させずに拡大・縮小を行います。補間色も、現在のパレットの中から選ばれます。オプションがOFFのときは、ダイレクトカラーイメージに変換してから、拡大・縮小を行います。

レンダリング処理

誤差拡散などを施すことで、補間色を置き換えます。

適応化誤差拡散

見た目の滑らかさを重視した誤差拡散を行います。

ノーマル誤差拡散

通常の誤差拡散を行います。

誤差拡散なし

誤差拡散を行いません。インデックスカラーイメージでは誤差拡散を行わないほうが自然な仕上がりになることがあります。

組織化ディザリング

誤差拡散パターンがメッシュ状になるように配置します。

誤差拡散の強さを指定します。拡散度を小さくすると、レンダリング結果は誤差拡散なしのものに近づきます。

拡散度

拡散度を必要以上に大きくすると、イメージが荒れてしまうことがあります。

指定サイズよりも小さいイメージは変更しない

指定したサイズより辺が短いイメージに対しては処理を行わず、次の機能へ画像を送ります。

[新しいサイズ][数値指定]を指定したときに、このオプションをONにすることができます。

縦と横の両方のサイズを指定しているときは、小さい値を指定した方の辺が比較対象になります。

全レイヤを処理

ONのときはすべてのレイヤに対して、OFFのときは第1レイヤのみに対して、処理を行います。