SsCellAnimeToolは、連番の画像ファイルから、OPTPiX SpriteStudioのデータを出力するツールです。
連番画像でレンダリングしたアニメーションを、SpriteStudioに取り込むことができます。SpriteStudioに取り込むことで、画像の更新タイミングの調整などが容易に行なえます。
また、SpriteStudio形式のデータにすることで、SS5Playerで制御可能です。
SsCellAnimeToolの使い方
ここではSsCellAnimeToolの基本的な使い方を解説します。
事前準備
SsCellAnimeToolを利用を使用するにあたり、事前に準備を行います。
SsCellFindToolを利用のダウンロード
まず、GitHubのこちらからダウンロードしてください。
「SsCellAnimeTool.zip」を無事ダウンロードしたら、Zipデータを解凍します。
無事解凍できればSsCellAnimeToolの準備は完了です。
使い方
「SsCellAnimeTool.exe」を開く
SsCellAnimeToolフォルダ内にある「SsCellAnimeToolGUI.exe」をダブルクリックすると「SsCellAnimeTool」が開きます。
変換したい連番画像を読み込む
- 「連番画像ファイル」の欄に、アニメーションにしたい連番画像をドラッグ&ドロップします。
選択したファイルは、自動でファイル名順にソートされます。
ファイル名は固定にし、末尾に「_000」、「_001」等の連番をつけ、末尾の番号順の通りソートされるようにしてください。例:「test_000.png」,「test_001.png」……
- 連番画像ファイルを選択したら、「出力フォルダ選択」をクリックして、変換したデータ群を格納するフォルダを選択します。
- 「出力sspj名」の欄に、出力するファイル名を入力します。
- 各種設定を終えたら「コンバート開始」をクリックすることで、連番画像をSpriteStudio用の各種データ(sspj、ssae、ssce、参照イメージ)へのコンバートを開始します。
出力されるデータは以下のとおりです。
- sspj(プロジェクトファイル)
- ssae(アニメーションファイル)
連番順に参照イメージが切り替わるアニメーションデータ - ssce(セルマップファイル)
連番画像をセルに登録したデータ - 参照イメージ
連番画像をパッキングした画像データ
- ssae(アニメーションファイル)
- sspj(プロジェクトファイル)
- 成功したら、変換作業は完了です。
SpriteStudioで変換したsspjを開き、データの状態を確認してください。
ユーザーガイド
ここでは「SsCellAnimeTool」の各種機能についての説明と、注意点について説明しています。
SsCellAnimeToolのウィンドウについて
連番画像ファイル |
コンバートしたい連番画像をこの欄にドラッグ&ドロップすることで選択状態になります。 |
---|---|
リストの読み込み |
「リストの保存」で保存したtxtファイルを読み込み、「連番画像ファイル」に反映します。 |
リストの保存 |
現在選択している連番画像ファイルのリストをtxtファイルで保存します。 クリックすると保存のためのエクスプローラが開きますので、ファイル名と保存先を指定してください。 保存したリストは「リストの読み込み」で使用することができます。 |
選択した項目の削除 | 選択している連番画像をリストから削除する事ができます。 |
リストクリア | 「連番画像ファイル」の選択状態をすべて削除します。 |
出力フォルダを選択 | 変換したファイルを出力するフォルダを選択します。 |
出力sspj名 | 変換したsspj・ssae・ssce・参照イメージのファイル名を入力します。 |
テクスチャの幅 |
連番画像をパッキングした際の参照イメージ(テクスチャ)の幅を設定します。 Autoを選択すると、2のべき乗から最適なサイズを決定して幅を設定します。 |
テクスチャの高さ |
連番画像をパッキングした際の参照イメージ(テクスチャ)の高さを設定します。 Autoを選択すると、2のべき乗から最適なサイズを決定して高さを設定します。 |
キーフレーム間隔 |
どの間隔で連番画像を切り替えるかを設定します。 1の場合は1フレーム後に2枚目の画像ファイルを表示します。 総フレーム数は「連番画像の枚数×キーフレーム間隔」となります。 |
png間の余白 | 連番画像を参照イメージに配置する時の、画像間の余白サイズを設定します。 |
コンバートを開始 | 設定した内容でコンバートを開始します。 コンバートが成功すると「出力フォルダにsspj、ssce、ssaeが作成されます。 sspjをSpriteStudioで開き、編集してください。 |
注意点
- 連番画像のファイル名について
選択したファイルは、自動でファイル名順にソートされます。
ファイル名は固定にし、末尾に「_000」、「_001」等の連番をつけ、末尾の番号順の通りソートされるようにしてください。例:「test_000.png」,「test_001.png」……