「プロジェクト設定」ウィンドウ

本ページではVersion 6以降について解説しています。
Version 5.8についてはこちらをご覧ください。

「プロジェクト設定」は、プロジェクトの各種設定を行うためのウィンドウです。
メインメニューの「ファイル」から「プロジェクト設定」ウィンドウを開くことができます。

プロジェクト設定

「プロジェクト設定」ウィンドウでは、現在作業しているプロジェクトの設定を変更します。
プロジェクトが読み込まれている状態、及び、新規プロジェクトを作成した状態でなければ設定することができません。
プロジェクト全般の設定がまとまっている「一般」と、ssae(アニメーションファイル)やssce(セルマップファイル)の設定に関する「デフォルト設定」の2つに分けられています。

なお、「リセット」で「OPTPiX SpriteStudio」の出荷時の設定に戻すことができます。

一般

互換性

互換性に関する設定を行ないます。

各種プレイヤー、動画出力、独自の再生環境などの設定方法についてはこちらをご覧ください。

拡張機能の有効

エフェクト機能を使用する

Ver.5.5.0からサポートされたエフェクト機能を使用するか、設定を行います。

マスク機能を使用する

Ver.6で追加されたマスク機能を使用するか、設定を行います。

メッシュ/ボーン機能を使用する

Ver.6で追加されたメッシュ・ボーン機能を使用するか、設定を行います。

プリマルチプライド アルファの設定

レイアウトウィンドウでの表示についてプリマルチプライド アルファの設定を行います。

Ver.5で作成したデータを、Ver.6で表示した際に、フチが表示されるなど違いがある場合はONにして表示してみてください。

「Ver.5互換の設定に変更する」をクリックすることでVer.5と同様の設定に変更します。

OPTPiX SpriteStudio Ver.6では参照イメージの処理方法を変更し、各種再生環境にインポートした際の画像の差違が出ないように対応しました。

「再生対象のプラットフォーム」でSpriteStudio Ver.6のSDK、プレイヤーを選択した場合、この項目は選択できません。

再生対象のプラットフォーム

各種プレイヤーの対応機能にアトリビュートの項目を絞る設定を行います。
設定を行うことで、作成したアニメーションが組み込みできなくなる事態を避けることができます。

選択できる設定は以下の通りです。

  • デフォルト(基本項目を有効)
  • SS6 Rendering
  • SS6 SDK v1.0.0
  • カスタム 

独自の再生環境に対応したい場合は「カスタム」の項目を選択することで自由に設定をすることが可能です。

複数人で作業される場合は、事前に設定を統一されることをお勧めします。

互換性についてはこちらのページも併せてご覧ください。

その他

アトリビュート値の小数点以下桁数

アトリビュート値の小数点以下の桁数を設定することができます。

デフォルトの補間方法

「フレームコントロール」ウィンドウにキーを配置した時に設定される補間方式を、以下のいずれかから選択し、設定します。

  • なし
  • 線形
  • エルミート
  • ベジェ
  • 加速
  • 減速

再生中は基準枠外を非表示

アニメーションの再生中に、基準枠の外に配置されているパーツを非表示にします。

基準枠の範囲内のみアニメーションを確認することが可能です。

UV値の単位

UV系のアトリビュート(UV X/Y移動)の単位を変更できます。

  • 比率
  • ピクセル

パーツ作成時にキーに設定されるアトリビュート

「フレームコントロール」ウィンドウにキーを配置した際、キーに設定されるアトリビュート項目を設定します。

基準フォルダ

SpriteStudioで必要になる、ssae(アニメーションファイル)、ssce(セルマップファイル)、画像ファイル、ssee(エフェクトファイル)と、レンダリング時の出力先を設定します。
Window_Setting_menu_icon01_ver5.6.1をクリックするとフォルダを選択するダイアログを表示します。

空欄の場合はsspj(プロジェクトファイル)が格納されているフォルダを参照します。

デフォルト設定

新規作成アニメーション

基準枠のサイズ

新規アニメーションデータ作成時の基準枠のサイズを設定します。

基準点の位置

新規アニメーションデータ作成時の基準点を設定します。

パーツソート基準

新規アニメーションデータ作成時のパーツのソート基準を設定します。「優先度」と「Z座標」のいずれかから選択可能です。

総フレーム

新規アニメーションデータ作成時の総フレーム数を設定します。

単位時間:1/

新規アニメーションデータ作成時のアニメーションの単位時間(fps)を設定します。

関連ページ

セルマップ

テクスチャラップモード

セルの範囲がテクスチャの範囲外に出たり、UVを使用した時に、テクスチャ外に指定範囲がはみ出た場合、どのように処理するかを設定します。
「クランプ」「リピート」「ミラー」から選択することができます。
初期設定は「クランプ」です。

テクスチャフィルタモード

SpriteStudioでパーツの回転や拡大縮小を行った際、レイアウトの表示にスムージング処理を入れるかを設定します。
「ニアレスト」「バイリニア」から選択することができます。
初期設定は「ニアレスト」です。

なお、この設定はSpriteStudio上でのみ有効です。実際の表示はアプリケーションの環境に依存します。

レンダリングを行う際は、この設定項目が反映されます。

関連ページ

その他

ウィンドウの下部にある各種ボタンの解説です。

リセット

プロジェクト設定を出荷時の状態に戻します。

新規プロジェクトのデフォルトにする

現在のプロジェクト設定を新規プロジェクトの初期設定に指定します。

環境設定の「新規作成時のプロジェクトのデフォルト設定」と同様の機能です。

OK

プロジェクト設定を反映し、ウィンドウを閉じます。

キャンセル

変更したプロジェクト設定を反映せずにウィンドウを閉じます。

ヘルプ

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