本ページではVersion 6以降について解説しています。
Version 5.8以前についてはこちらをご覧ください。
使用中に「モジュール違反(アクセス違反)」が発生したときは、本ページに記載されている内容をご確認ください。
GPUのバージョンを確認する
Windows Update の自動更新により、グラフィックボードのデバイスドライバーが更新され、最適でないデバイスドライバーが使用されている可能性があります。
ご使用のコンピュータで動作しているGPUベンダーのサポートページから、最新のデバイスドライバーをダウンロードし更新してください。
主要なベンダーのダウンロードページ
RADEONをご利用の場合
Radeonの最新版デバイスドライバの環境下でSpriteStudioを起動した際に、モジュール atioglxx.dll にてエラーが発生するケースが確認されています。
詳細は以下のページをご覧ください。
ファイル名やフォルダ名などに全角文字を使用していないか
関連ファイルが含まれているフォルダやファイル名に全角文字を使用していると、モジュールエラーが発生する原因となります。
例えば、macOSで作成した全角カナを使用したデータをWindowsで開こうとした際、文字化けが発生し、モジュールエラーが発生したり、データが正しく開くことができなくなる可能性があります。
SpriteStudioに限らず、各種再生環境下でもトラブルの原因となる恐れがあります。
ファイル名やデータの名称はもちろん、格納フォルダにつきましても、データの受け渡しが行われる前提の場合、半角英数で名前を設定してください。
- 各種ファイル名
- セル名
- パーツ名
- アニメーションデータ名
- 関連ファイル(ssaeやssceなど)を格納しているフォルダ名
解決しない場合はお問い合わせください
問題の原因を特定し、今後改善するため、解決しないエラーが発生した際は、サポートへ発生したエラーの報告と、検証のためのデータのご送付をお願いいたします。
データ保存を行う前にクラッシュした際は、自動バックアップ機能により保存されている可能性もあります。
エラー発生時にこちら復旧方法もご検討ください。
バックアップデータからの復旧方法
「自動バックアップの設定」の「クラッシュ時にバックアップを実行する」を設定していると、クラッシュ時にデータが保存できているケースがございます。
保存データの復旧については、以下のページをご確認ください。
お問い合わせ方法
お送りいただきたいデータ
お問い合わせ時に下記データの準備をお願いします。
確認、取得方法については準備方法の欄で説明します。
準備方法
1.問題が発生したアドレス
エラーダイアログが表示された際は「コピー」ボタンをクリックしていただき、ダイアログの内容をクリップボードにコピーします。
コピーした内容をお問い合わせの際に本文にペーストし、お送りくださいますようお願いいたします。
エラーダイアログが異なる場合などはダイアログのスクリーンショットを送っていただけると原因究明につながる可能性があり助かります。
スクリーンショットを撮影できない場合はダイアログの情報を控えてお送りくださいますようお願いします。
2.再現手順
エラーが発生する手順や、エラーが発生した際に行った操作を記憶している場合は、お問い合わせの際にご記載くださいますようお願いいたします。
また、以下の設定を行うことで、ログファイルに操作記録を残すことができます。
- 環境設定ウィンドウを開きます。
- 「その他」の欄にある「コマンド履歴をログファイルに出力する」にチェックを入れます。
- 「OK」をクリックし、設定を完了してください。
- エラーの再現をおこなってください。
3.ログファイル
エラーの発生を記録したログファイルは、問題解決の重要な手がかりとなります。
モジュール違反エラーが発生したら、ログファイル「SpriteStudio.log」をお送りくださいますようお願いいたします。
格納フォルダは以下のとおりです。
Windows | ドキュメント/SpriteStudio/SpriteStudio.log |
Mac | 書類/SpriteStudio/SpriteStudio.log |
メインメニューでは「ヘルプ」>「ログファイルの場所を開く」で「SpriteStudio.log」の格納フォルダを開くことができます。
4.クラッシュレポート (Mac版のみ)
「アプリケーション”SpriteStudio”は、予期しない理由で終了しました」と表示された場合、「レポート…」ボタンを押して、表示されるテキストをすべて選択し、テキストファイルとして保存をお願いいたします。
保存したテキストファイルを他のデータと共にお送りいただくか、お問い合わせの際に本文にペーストし、お知らせくださいますようお願いいたします。
お問い合わせ・送り先
- 下記リンク先の「お問い合わせ」ページに進み、概要に「アクセス違反の発生」、内容に再現手順(判っている場合)を記載して送信してください。
起動後、直ぐにクラッシュするなどの場合、動作環境のシステム情報をお送りいただけると解決に結びつくことがあります。システム情報の取得方法が不明な場合は「システム情報を取得する方法」をご確認ください。 - 確認後、サポート担当者からメールをお送りいたします。
前述のお送りいただきたいデータを添付し、ご返信くださいませ。
自動送信メールには返信されないよう、ご注意下さい。
以上が、ご報告手順になります。
お手数をおかけすることとなり恐れ入りますが、ご協力くださいますよう、何卒よろしくお願い致します。
関連ページ
- 自動バックアップデータの使い方
「自動バックアップ」機能について解説しています。 - 0 による浮動小数点数除算というエラーに対応したい(Windows)
「0 による浮動小数点数除算」というエラーへの対処方法について解説しています。 - メモリが足りませんというエラーに対処したい(Mac)
メモリが足りませんと表示されるエラーへの対処方法を解説しています。 - 突然SpriteStudioの動作が不安定になった(Windows)
Windows Update後にSpriteStudioの動作が不安定になった際の対処方法をまとめています。