Version 7.0.0 (Windows版) リリースノート (2022/04/05)

  • 本バージョンは、Windows版 のみのリリースです。

OPTPiX SpriteStudio Ver.7.0 について

OPTPiX SpriteStudio Ver.7.0 では Ver.6 からGUIのフレームワークを一新することで、UIのレスポンス、起動速度、利用可能メモリの増大などユーザビリティに関わる様々な改善が含まれています。

また今回のアップデートによって、今後の機能追加、最新OSへの迅速なサポートを可能にする下地が出来ました。次回アップデートから本格的な新機能の追加が始まります!

アップデート内容については SpriteStudio Ver.7 を紹介したブログ
OPTPiX SpriteStudio Ver.7.0 Windows版リリース! もご覧ください。

改善点

パフォーマンス

  • アプリケーションの起動速度がVer.6のおよそ8倍になりました。
  • ファイルの読み込みや各種ダイアログを開く速度について改善まれました。
  • 64bit化により、使用メモリの4GB制限が無くなり、高解像度のテクスチャの読み込み枚数が増加しました。

全般

  • 主要なウィンドウを任意の位置にドック、タブ化できるようになり、柔軟な配置が可能になりました。
    メインウィンドウのツールバー、通知バーの位置も変更可能です。
  • セルマップ、レイアウト情報などの常時表示が不要なウィンドウはタブ化可能になりました。
  • グリッドサイズなどの数値変更やカラーピッカーなど設定方法を変更しました。設定項目(画面)外をクリックすると確定するようになりました。

フレームコントロール

  • 再生/停止などのボタンをアクセスしやすい上部に配置変更を行いました。
  • キーをダブルクリックするとカーソル位置に入力UIがポップアップし、ドラッグ、ホイール、数値入力等で変更可能になりました。

カーブエディタ

  • 複数のパーツ、複数のアトリビュートのキーの同時編集に対応しました。
  • 任意のアトリビュートのカーブを同時に表示できるようにしました。
  • パーツ・アトリビュートの切り替えはツリー、またはキーのクリックで行えるようにしました。
  • メインウィンドウへのドッキング、タブ化に対応しました。

アトリビュートウィンドウ

  • 座標/スケール/UV系/拡張系などグループ単位で開閉、まとめてキーをOn/Offできるようになりました。

セルマップ

  • 4K以上の高解像度テクスチャでもスムーズに範囲選択、ズーム・スクロールが行えうようになりました。

プロジェクトウィンドウ

  • ファイル、アニメーションの位置を任意に入れ替え可能にしました。
  • アイテムの切り替えを高速化しました。
  • 省スペース化のため参照イメージはフォルダを削除し、セルマップの子アイテムに変更しました。

複数アニメーションの重ね描画

  • フローティングで表示させたまま設定変更が行えるようになりました。
    リサイザブルでコンパクトにできます。
  • フラットなリストをツリーに変更し、SSAE以下を一括選択できるようにしました。
  • UIを整理し、リストとボタンの関係性を分かりやすくしました。

拡張アトリビュート編集

  • パーツカラー、頂点変形、インスタンス、エフェクトといった拡張アトリビュートの編集ウィンドウは常時フローティング表示となり、確定のために閉じる必要が無くなりました。

インスタンスリスト (旧アニメリスト)

  • セルリストから独立し、並べて表示可能になりました。

レイアウト・セルマップ・カーブエディタ

  • ツールボタンをカテゴリ別にグループ化。任意の位置にフローティング可能にしました。

カラーピッカー

  • スクリーンからの色取得・カスタムカラーの登録・HSVによる指定に対応しました。

レイアウト情報

  • 前景・背景の設定変更はポップアップ表示に変更しました。

セルリスト・インスタンスリスト・参照セル選択

    • アイテムのサイズをツールボタン上部から変更できるようになりました。

    変更点

          • OPTPiX Labs メニュー項目の移動
            • セルマップの最適化はプロジェクトメニューに移動しました。
            • 複数アニメーションの重ね描画はアニメーションメニューに移動しました。
          • 「アニメリスト」の名称を「インスタンスリスト」に変更しました。

    アトリビュートウィンドウ

          • 相対値入力のUIが変更されました。入力ボックスに ++ -- * / に続けて数値を入れるとそれぞれ加算、減算、乗算、除算されます。
          • 値設定時にキーを作る チェックボックスが鍵アイコンのボタンになりました。

    プロジェクトウィンドウ・セルリスト

          • 名前の変更はアクティブなアイテムのクリックに変更されました。
          • 「フォルダ」タブを廃止しました。

    OS対応

          • Windows 11 を正式にサポートしました。

    互換性

          • Ver.7.0 では Ver.6 のデータを読み込み、Ver.6.6.4 相当のフォーマットで保存することができます。
          • Ver.7.0 で保存したデータは Ver.6 用の各種SDK/プレイヤーで使用することができます。

    機能制限

        • 一部機能に制限があります。

    次の機能については、今後のアップデートで対応を予定しています。

          • タグ編集
          • シーケンス編集
            再生などの編集以外の操作には対応しています。
          • 使用アトリビュートチェック
          • sspkg形式でエクスポートする
          • シグナル設定
          • セルマップ上でのUV操作編集

    既知の問題

          • 特定のPCで、Ver.5 で保存されたプロジェクトを読み込むと強制終了することがある。
            この問題に該当するプロジェクトについては Ver.6 を利用して当該プロジェクトを開き、非推奨機能をVer.6に変換しておくことで正常に読み込みできるようになります。 詳しくはこちらのページをご覧ください。