本ページはSpriteStudio 5をベースに解説しています。
インスタンスパーツには参照先のssaeとアニメーションデータの名前が記憶されています。
そのため、参照先のssaeやアニメーションデータをリネームした後に、インスタンスパーツを使用しているssaeを更新せずに終了した場合、参照先のアニメーションデータが見つからず、再生できない状態となってしまいます。
回避方法
参照先のssae、アニメーションデータをリネームした場合、必ず参照元のssae、アニメーションデータのインスタンスパーツを更新し、保存を行ってください。
最新版ではソースアニメーションのssaeにリネームがあった場合、参照元のssae、アニメーションデータが更新表示になりますので「すべて保存」で問題ございません。
バージョンアップ以外での対処法
インスタンスパーツの参照先となるアニメーションデータが見つからない状態が問題の原因です。
参照先のアニメーションデータを改めて追加することで対処することが可能です。
参照先のアニメーションデータが分からない場合、テキストエディタでssaeを開くことで確認することが可能です。
- 「<type>instance」というキーワードで検索してください。
- ヒットした行から10行ほど下に行くと
<refAnimePack>ssaeのファイル名</refAnimePack>
<refAnime>アニメーションデータのファイル名</refAnime>
という2つのタグが見つかります。 - 判明したssaeとアニメーションデータをsspjに追加してください。
既に不要なインスタンスパーツがある場合は SpriteStudio 上で削除するようにしてください。