このページではSpriteStudioで作成したアニメーションをレンダリングしてAVI出力を行い、動画を作成する方法を解説します。
アニメーションの基本的な作成方法については「はじめての方」にて解説しています。
また、各アトリビュートの解説については「アトリビュート」ウィンドウを、アトリビュートの整理方法についてはこちらをご覧ください。
基準枠の設定を行う
出力時の画像の大きさは、基準枠で設定したサイズが基になります。
「レイアウト情報」ウィンドウで基準枠のサイズを指定することができます。
※ 基準枠の設定方法 SpriteStudio 7 では レイアウト情報 ウィンドウは初期状態では表示されておらず、タブによる切り替えで表示されるようになりました。 タブは画面の右下にあり、アトリビュートウィンドウとの切り替えとなります。 レイアウト情報ウィンドウが表示されましたら、基準枠の数値を設定してください。 |
「レイアウト」ウィンドウに基準枠を表示するにはを選択状態にしてください。
また、マスク機能を使用している場合は「マスクを有効化」を選択してください。
基準枠を表示すると、基準枠のサイズ外は黒く表示されます。
基準枠からパーツがはみ出てしまうことを防ぐために、基準枠は表示した状態で作成を進めることをおすすめします。
また、マスクの有効化をONにしていないと、マスクパーツがマスクされないまま出力されてしまいます。マスク機能を使用している場合は必ずONにしてください。
AVIで出力を行う
アニメーションの作成が終わったら、レンダリング機能を使ってAVI形式に出力します。
1.「アニメーション」メニューの「レンダリング」を選択します。 | |
2.「レンダリング」ウィンドウを開きます。 | |
3.「出力形式の変更」欄で「無圧縮AVI2.0(サイズ無制限)」もしくは「無圧縮AVI(最大4GB)」を選択します。 ※通常は「無圧縮AVI2.0(サイズ無制限)」を選択します。「無圧縮AVI(最大4GB)」の違いは、古い動画編集ソフトなどで無圧縮AVI2.0が対応していない場合使用します。 |
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4.出力時の画像サイズを設定します。 ピクセルで指定するか、比率を指定してください。 なお、基準枠を640×640に設定して作成したアニメーションを、320×320に指定して出力した場合、50%に縮小された状態で出力されます。 |
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6.出力が完了すると「出力先フォルダ」で指定したフォルダが表示されます。 |
これでAVI形式の出力は完了です。
AVI 1.0で出力を行うと、4GBを超えるファイルは再生することができません。
ご使用の際はファイルの容量にご注意ください。
AVIで出力時のTips
- ドット絵をクッキリとレンダリングするには
レンダリングの際に、ドットのくっきりとした感じを残す方法について解説しています。 - SpriteStudioで作るムービーのプロジェクト設定