スプライトシートの出力方法

スプライトシートはアニメーションの1コマ1コマを、1枚の画像上にタイル状に並べたものです。
複数の静止画を使ったアニメーションよりも効率がよいため、レスポンスが求められるアプリケーションやゲームなどに有効です。

スプライトシート出力前準備

マスク機能を使用している場合は「マスクを有効化」を選択してください。

マスクの有効化をONにしていないと、マスクパーツがマスクされないまま出力されてしまいます。マスク機能を使用している場合は必ずONにしてください。

スプライトシートで出力を行う

アニメーションの作成が終わったら、スプライトシート生成機能を使ってスプライトシートに出力します。

1.「アニメーション」メニューの「レンダリング」を選択します。
2.「レンダリング」ウィンドウを開きます。

3.「出力形式の変更」欄で「スプライトシート(SSCE)」を選択します。

※他の出力形式では基準枠を元にレンダリングされますが、スプライトシートはアルファチャンネルが０の場所は切り取られた最小サイズで画像に詰められますので、画像サイズの指定は無効となります。

(Ver.7のスプライトシート出力では固定サイズの出力はできません)

ただし、「ピクセルアートシミュレーション」の見た目の状態を反映したい場合は、「ビューポート」の「ラスタライズする縦・横サイズ」と同じ値を入力してください。

5.「詳細オプション」の「セルマップの設定」で出力した際の画像サイズを指定します。(パターンが多い場合、この設定サイズが小さいとパターンが収まりきらない場合があります)

「正方形に補正する」のチェックをONにすると、上記の設定値が正方形になっていない場合補正します。

「同一のセルを除去する」のチェックをONにした場合は、スプライトシートに収める際、全く同じピクセル情報をもつフレームは画像に収めません。なお、同一チェックを行うので処理に時間がかかります。

 

６.「出力」ボタンを押し実行します。

  
７.出力が完了すると「出力先フォルダ」で指定したフォルダが表示されます。  

これでスプライトシートの出力は完了です。

スプライトシートの利用の仕方

出力後は、画像ファイルと、.ssaeファイルと .ssceファイルが同時に出力されます。
.ssaeファイルと .ssceファイルをSpriteStudioに読み込ませた場合は、連番形式をフレームコントロールに並べた状態のアニメーションが再現できます。
プレイヤーを使用しないでスプライトシートを利用する場合は、.ssceファイルに各セルの座標情報が含まれます(.ssceファイルはxml形式ですので、エディタで中身を確認することができます)ので、こちらに記述された値を利用してください。

なお、長いアニメーションの全てのフレームを出力すると、画像容量が増えすぎてしまう場合があります。この場合は、「レンダリングウィンドウ」の「出力内容設定」の「出力間隔」で１つおき、２つおきなど、パターンの出力枚数を調整するとよいでしょう。

 

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