- Windows対応版 と Mac対応版 の機能差につきましては 「 Mac版 と Windows版の機能比較 」をご確認ください。
特に記載が無い場合は Windows版・Mac版共通です。
- 新機能の追加
新たに追加された機能ついて記載しています。 - 主要機能の強化
強化された主要な機能ついて記載しています。 - その他の機能追加と改良
従来搭載されていた機能の改良について記載しています。 - 動作仕様変更
従来の処理から処理内容が変更された機能について記載しています。 - 不具合修正
- 関連ページ
新機能の追加
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「リマスター超解像(特殊高速版)」を追加しました。従来の「リマスター超解像」の「特殊(Clear RealESRGAN)」を、速度優先に改良したものです。
特にマルチレイヤー/アニメーション形式画像において効果があり、数倍~10倍程度の高速変換が可能です。※本機能は画質よりも速度アップを重視した設計になっています。画質を重視したい場合は従来の「リマスター超解像」をお使いください。
主要機能の強化
[コマンドライン実行]
- コマンドライン処理 (iscmd, ismacro) の実行後に、プロセスが一定時間メモリー上に常駐するようにしました。これにより、連続してコマンドを実行するような場合に、毎回プロセスを初期化する無駄が省かれるため、一括処理のパフォーマンスが大きく向上しました。 (※Windows版のみ)
[レイヤー/アニメ関連]
- アニメーション形式画像を ImageStudio 上で再生できる「アニメーション再生確認」昨日を追加しました。フレームリスト右上のボタン、または「レイヤー/アニメ」メニューから使用できます。
- GIF,PNG,WebP,AVIF でアニメーション形式画像を保存するときに、保存オプションダイアログの「フレームタイミング確認」ボタンを押すと、現在の保存設定における再生イメージを確認できるようにしました。 ※あくまでも再生速度の確認で、表示される画像は非圧縮のままです。
- 「ファイル」メニューに「名前を付けて保存(連番出力)」を追加しました。特にアニメーション画像において、フレーム毎の連番画像として保存したい場合に使用できます。
- マルチレイヤー形式画像の場合、「レイヤー/アニメ」メニューおよび、レイヤーリストの右クリックメニューに、下記の機能を追加しました。
- このフレームのみを新規に開く
- このフレームのみを別名で保存
- アニメーション形式画像の場合、「レイヤー/アニメ」メニューおよび、フレームリストの右クリックメニューに、下記の機能を追加しました。
- このフレームのみを新規に開く
- このフレームのみを別名で保存
- マルチレイヤー形式画像では、レイヤーリスト右上のボタンまたは「レイヤー/アニメ」メニューから「レイヤー表示順を反転」をONにすることで、レイヤーリストの表示順を上下反転できるようにしました。
[プレビューウィンドウ]
- ウィンドウ上部にツールバーを付け、下記の操作に対応しました。
- 「ズーム」スライダー編集画面のズーム倍率を変更できます。この操作は、プレビューウィンドウ上でのマウスホイール上下でも可能です。
- 「表示チャンネル」で、プレビューウィンドウで表示するチャンネルの切り替えが可能です
- 「位置表示」で、プレビューウィンドウに、現在の編集画面での表示範囲を四角枠で表示することが可能です。
[コマンドコンソールウィンドウ、マクロログウィンドウ]
- ログの各行頭にタイムスタンプを表示するようにしました。なお、この表示は「環境設定」-「表示」から変更可能です。
- Ctrl+C キーで、選択している文字列をコピーできるようにしました。
[プロパティウィンドウ]
- 使用色数の表示を拡張し、「使用色数(RGBA)」「使用色数(RGB)」「パレットサイズ」「パレット使用数」を表示できるようにしました。
その他の機能追加と改良
[プレビューウィンドウ]
- 「アルファブレンド」機能を、「フィルター」および「イメージ」-「チャンネル」メニューに追加しました。アルファ付き画像に対して、指定色とブレンドしてアルファチャンネルを削除できます。
- 「キャンバスサイズ変更」の背景色の指定を強化し、余白の塗り潰し色を指定しやすくしました。
- 「四角形指定選択」ダイアログに「はみ出した場合の調整」設定を追加し、位置・サイズのどちらを優先するか選択可能にしました。
- 範囲選択の無い状態で「切り抜き」を実行した場合は、切り抜く位置とサイズをダイアログで指定できるようにしました。
[環境設定]
- ページ構成を整理し、「表示」ページを追加しました。
- 「表示」ページに「アルファブレンド背景」設定を追加し、編集画面でのブレンド表示方法を変更可能にしました。
- 「表示」ページに「ログにタイムスタンプを表示」設定を追加しました。ONにすると、コマンドコンソールおよびマクロログの各行頭に実行時刻を表示できます。
[マクロ関連]
- 「マクロの編集と実行」で、「処理内容」で使用できる単独機能に「イメージ – 切り抜き」を追加しました。
- 「マクロの編集と実行」で、「入力元」として「ドロップしてファイルまたはフォルダーを指定」を選択した場合、リストファイルもドロップ可能にしました。
[タイムライン]
- 「タイムラインのコンテキストメニューに「他のすべての画像にこれらのアクションを適用」を追加しました。
[その他]
- 画像を開いていないときの背景にコンテキストメニューを追加しました。
- メインツールバーのボタンを、最新機能に合わせて再整理しました。
- 編集画面上部のタブの幅を、ファイル名に依存しない固定長にしました。
- アプリ終了時などに表示される、編集済み画像の保存確認で、「すべてはい」を選択できるようにしました。
- WebP形式ファイルの読み込みで ICCプロファイルがある場合はそれをsRGBに変換し、適用してから読み込むようにしました。
不具合修正
[ファイル保存関連]
- アクセス権などの理由でファイルの保存に失敗した場合に、保存せずそのまま閉じてしまうなどの異常動作になる不具合を修正しました。
- アプリ終了時、編集済み画像の保存先指定でキャンセルすると、そのまま保存せず閉じてしまう不具合を修正しました。
[その他]
- 「リマスター超解像」の「倍率を指定」で、小数点以下の数値指定が正常に動作しない場合がある不具合を修正しました。
- 編集画面で、比較表示モードがONの場合、各種加工機能のプレビューで左側の表示がおかしくなる不具合を修正しました。(※Ver.8.10.0以降で発生)
- 「情報」ウィンドウで、「選択」-「右下」の値が1少なく表示される不具合を修正しました。
- 編集画面で、「Ctrl+Tab」による画像切り替え中に、タブを閉じるなどの操作をすると不正終了してしまう不具合を修正しました。
- レイヤー/アニメ画像で「リマスター超改造」「拡大縮小」を実行中、「Ctrl+Tab」キーを押すとアプリがフリーズしてしまう不具合を修正しました。
- 「ファイル保存オプション」ダイアログの「プレビューとサイズ試算」の設定が保存されない(常にOFFになってしまう)不具合を修正しました。
関連ページ
- Mac版 と Windows版の機能比較
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OPTPiX ImageStudio 8 本体に関する各種設定を行うダイアログの解説です。