Version 8.10.5 リリースノート(2024/05/16)

対応ファイル形式とご使用の際の留意点

特に記載が無い場合は Windows版・Mac版共通です。

    主要機能の強化

     [複数の画像を開いているときの切り替え操作を改良]

    • Ctrl+Tab, Shift+Ctrl+Tab キーを押したとき、開いている画像の一覧がポップアップし、切り替え対象を確認できるようにしました。

      ※Mac版はCtrlキーではなくOptionキーです。

    • 編集画面のサブツールバーの右端に「表示画像の切り替え」ボタンを追加し、押すと開いている画像の一覧がポップアップして選択できるようにしました。

      – 編集画面のタブ部分をダブルクリックした場合も「表示画像の切り替え」を実行可能にしました。
      – 編集画面のタブ部分にマウスカーソルをホバーすると、その画像のプレビューが表示されるようにしました。
      – 「ウィンドウ」メニューに「表示画像の切り替え」を追加しました。

     [その他の主要機能の強化]

    • 「環境設定」に「使用形式」設定を追加しました。使用しないファイル形式をOFFにしておくと、ファイルの読み込み・保存時の「ファイルの種類」の候補に表示されなくなります。
    • PNG形式のファイル保存オプションに「無圧縮PNGで出力」を追加しました。ONにするとファイルサイズは大きくなりますが圧縮・展開時間が不要になるため、一括処理中の一時ファイルなどに使用することで大幅に処理速度が向上します。(※通常のPNGファイルと互換性があるので、他のツールでも読み込めます)

      その他の改良

      • 範囲選択をしていない状態で「切り抜き」を実行するとダイアログが開き、位置とサイズを指定して切り抜けるようにしました。
      • ツールバーの「開く」ボタンから、使用したファイルとフォルダーの履歴を開けるようにしました。
      • ツールバーの「名前を付けて保存」ボタンで、「画像を開いたフォルダー」「前回保存したフォルダー」をメニューから選択できるようにしました。
      • すべてのダイアログのエディットボックス(数値・文字入力)で、ラベル部分をクリックすると入力内容を全選択できるようにしました。
      • 「カラーチャート」ウィンドウで、マウスホイールによる操作に対応しました。
      • 「自由回転」の「背景色の設定」を強化し、「画像の左上の色」「完全透明」などを簡単に指定できるようにしました。
      • 「自由回転」の「画像サイズ固定」の設定に「元画像の対角線長の正方形」オプションを追加しました。回転角度によらず常に同じサイズの回転画像を生成できます。
      • 「マクロの編集と実行」の単独機能に「自動レベル補正」「自動ホワイトバランス補正」を追加しました。
      • 「マクロの編集と実行」の単独機能の表記を、メインメニューと揃えて探し易くしました。
      • 「環境設定」-「一般設定」に「編集画面背景の操作ガイドを表示しない」オプションを追加しました。
      • 読み込み可能なファイルサイズの上限を緩和しました(ファイル形式により異なります)。

      動作仕様変更

      • 「ImageStudio ドキュメント ファイル (*.isdoc)」形式ファイルの保存時に、元画像とアクションに加えて、処理結果の画像データも含めて出力するようにしました。これにより、保存したファイルを開いた時にアクションの再実行が行われることがなくなり、素早く表示されます。

        ※本バージョンで出力したisdocファイルは、過去のバージョンのImageStudioでも読み込めます。

        不具合修正

        • マルチレイヤー形式とアニメーション形式の相互変換を行なった場合に、順序が反転してしまう問題を修正しました。
        • マクロ処理で「減色」「リマスター超解像」「拡大縮小」を実行した場合に、稀に不正終了してしまうことがある不具合を修正しました。
        • コマンドライン処理(iscmd)で、「リマスター超解像」-「特殊」-「画像の種類」の「アニメ動画系」が動作していなかった不具合を修正しました。
        • アニメーション形式の画像で、マクロ処理の「共通パレット減色」が正常に動作しない不具合を修正しました。
        • 一部のPSDファイルを開けない問題を修正しました。
        • 「OPTPiX imesta ファイル (*.is)」形式の読み込みで、アルファ付きインデックスカラーの場合にアルファが正常に読み込めない不具合を修正しました。

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