ファイル保存オプション

画像のファイル保存時のオプションの設定を行うダイアログです。
画像保存時に保存フォーマットに合わせた設定が表示されます。

事前に保存オプションを設定する場合は、メインメニュー「ファイル」>「ファイル保存オプション」もしくは、「ツール」>「ファイル保存オプション」からダイアログを開くことができます。
ダイアログではフォーマットを選択してオプションを設定します。

フォーマット

メインメニューの「ファイル」内にある「ファイル保存オプション」から開いた設定ダイアログについて各フォーマット別に解説します。

PNG

一般設定

PNG軽量化フィルター(Lossy PNG)

※旧機能名 : 高圧縮化加工フィルター

ファイルサイズが一段と小さくなるように特殊なフィルタ処理を施し圧縮効率を向上させます。
ダイレクトカラー画像のみ設定できる機能です。

フィルター強度

フィルタの強度を指定します。

強度はスライドバーを使って 1~8 の範囲で指定でき、数値を上げるほどフィルタ強度が強まり、保存時の圧縮効率が向上します。フィルタ強度が強いとファイルサイズは小さくなりますが、画質は若干劣化します。色数の少ない画像では十分な効果が得られない場合があります。また、ここで施すフィルターは非可逆のものであるため、PNG軽量化フィルターをおこなった画像を元に戻すことはできません。ご使用の際は、ご注意ください。

PNGオプティマイザー

ファイルサイズがより小さくなるよう最適化を行います。画質を劣化させることなく、ファイルサイズを更に小さくすることが可能です。​

長辺 [指定] ピクセル以下の画像のみ

PNGオプティマイザーを適用する画像の上限サイズを長辺をベースに指定します。

値をドロップダウンリストボックスから選択してください。長辺が指定された大きさ(ドット)以下の画像に対してのみPNGオプティマイザーを適用し、それを超える画像に対しては適用しません。
上限を指定することにより、大きな画像に対してPNGオプティマイザーが適用されてしまい、処理に非常に甚大な時間が掛かる等の問題を回避することが可能です。

前処理(フィルター)

ONにすると、圧縮率が向上するようにデータの格納方法(フィルタ)を最適化します。

後処理(圧縮)

ONにすると、圧縮処理を最適化し、ファイルをより小さくします。

最適化には多くの時間がかかることがあります。

長辺が4096ピクセルを超える画像では、処理に長時間要するため、使用は推奨しません。
また、保存した画像を中間データとして使用し、最終工程を設ける場合も使用を推奨しません。

ファイルサイズ調整

指定したファイルサイズ以下になるよう画質と色数を自動で調整します。

指定したファイルサイズ以下になるまで画質と色数を自動調整

上限ファイルサイズを指定することで、指定サイズ以下になるまで調整します。

元画像がダイレクトカラーの場合

元画像がダイレクトカラーの場合のサイズ調整方法を選択します。

  • PNG軽量化フィルター(Lossy PNG)で調整し、無理なら減色してインデックスカラー化
  • 常に減色してインデックスカラー化

高度な設定

無圧縮PNGで出力​

無圧縮状態のPNGとして保存します。

他のツールでも通常のPNGと同様に扱うことが可能で、高速に読み書きできるため、一括処理の中間ファイルなどの作成に適しています。
なお、ファイルに加工を行わないため、軽量化フィルター、オプティマイザー、ファイルサイズ調整などは使用できません。

インターレース​

インターレースを設定して保存します。

インターレースはブラウザなどでサポートされている機能です。画像が徐々に表示されます。

未使用アルファチャンネルを破棄する

画像全体に「完全不透明のアルファチャンネル」が付いている場合、これを破棄します。

アルファチャンネルを破棄することによりファイルサイズの削減が行えます。

インデックスカラー画像では完全透明なパレットエントリを統合する

アルファ値が 0 のパレットエントリが複数存在する場合、これらをひとつのパレットエントリに統合します。

パレットエントリ数が減ることにより、圧縮効果の向上が期待できます。

パレット透過色付加

透過色情報を付加して保存します。

インデックスカラー画像でのみ付加できます。

透過色インデックス

指定したパレットが透過色となります。

レイヤー/アニメ画像ならアニメーションPNG形式(APNG)で出力

マルチレイヤーまたはアニメーション形式の画像の場合、「アニメーションPNG」として保存します。

フレームタイミング

各フレームの表示の長さです。1秒を100として設定します。

画像の持つタイミング情報を継承

元のファイルがアニメーション形式で、各フレームにタイミング情報が存在している場合、ONにするとそちらの数値を優先して設定します。

ファイルサイズ縮小化

ファイルサイズを節約する処理を試みます。

差分最適化

 画像に違いがない部分を考慮しファイル容量を節約します。

透過最適化

 アルファチャンネルに違いがない部分を考慮してファイル容量を節約します。

JPEG

画質の指定

画質を指定します。

高画質(100)はファイルサイズが大きくなります。低画質(1)はファイルサイズは小さくなりますが、画質の劣化が大きくなります。
初期値は 80 です。

サンプリング形式

Y(輝度成分)に対するU,V(色差成分)の情報量の割合を指定します。

形式 解説 ファイル
サイズ
自動 [画質]の指定に応じて、サンプリング形式を自動的に決定します。
4:4:4 U,Vを間引きません。
4:2:2 U,Vの横方向を半分に間引きます。
4:2:0 U,Vの縦・横方向を半分に間引きます。
4:1:1 U,Vの横方向を1/4に間引きます。

プログレッシブ

プログレッシブ形式で保存します。

プログレッシブはブラウザなどでサポートされている画像が徐々に表示される形式です。

mozjpegによるファイルサイズ縮小

mozjpeg でエンコードを行います。

mozjpeg は Mozilaが開発している高性能なJPEGエンコーダです。使用することでファイルサイズの縮小が期待できます。

ファイルサイズ調整

指定したファイルサイズ以下になるまで画質を自動で調整します。

指定したファイルサイズ以下になるまで画質を自動調整

上限ファイルサイズを指定することで、指定サイズ以下になるよう画質を調整します。

WebP

ロスレス(画質劣化無し)

圧縮レベルを指定します。

低速(9)はファイルサイズは小さくなります。高速(0)はファイルサイズが大きくなります。
初期値は 6 です。

画像保存時のエンコード時間を短くしたい場合は、高速になるようパラメータを調整ください。

ニアロスレス(画質劣化微妙)

画質を指定します。

高画質(5)はファイルサイズが大きくなります。低画質(1)はファイルサイズは小さくなりますが、画質の劣化が大きくなります。
初期値は 3 です。

ロッシー(画質劣化あり)

画質を指定します。

高画質(100)はファイルサイズが大きくなります。低画質(0)はファイルサイズは小さくなりますが、画質の劣化が大きくなります。
初期値は 80 です。

最適化タイプ

画像タイプを選択します。

選択された画像タイプに合わせて、画像の調整方法変更します。

  • デフォルト
  • 人物写真
  • 風景写真
  • 絵画
  • 小アイコン
  • テキスト画像

基本的に「デフォルト」をご使用ください。

タイプを変更すると、指定タイプの一般的な画像をもとに導き出された最適とされる設定値を使用して最適化を行います。ただし、必ずしも保存する画像に最適となる保障はしておりません。

完全透明領域のRGB値を維持する

完全に透明なピクセルのRGB値を維持します。

OFFにすることで圧縮効率が良くなる値の設定をおこないます。これによりファイルサイズの縮小が期待できます。

ファイルサイズ調整

指定したファイルサイズ以下になるまで画質を自動で調整します。

上限ファイルサイズ

上限ファイルサイズを指定することで、指定サイズ以下になるよう画質を調整します。

レイヤー/アニメ画像ならアニメーションWebP形式で出力

マルチレイヤーまたはアニメーション形式の画像の場合、「アニメーションWebP」として保存します。

フレームタイミング

各フレームの表示の長さです。ミリ秒(1秒が1000)で設定します。

画像の持つタイミング情報を継承

元のファイルがアニメーション形式で、各フレームにタイミング情報が存在している場合、ONにするとそちらの数値を優先して設定します。

PVR

PVRバージョン

PVRバージョンを選択します。

PVRバージョンによりフォーマットが異なりますので、ご使用される環境が対応したPVRバージョンを選択してください。

テクスチャー形式

保存するテクスチャー形式を選択します。

Unity で使用する場合は「減色」>「RGBA階調変換」で RGBA4444 または RGB565 へ変換してから、同じ形式で保存するのが最も画質が良くなります。

  • RGBA 4444
  • RGBA 5551
  • RGB 565
  • PVRT 2bpp RGBA
  • PVRT 4bpp RGBA
    ClearPVRTC が使用できます。
  • ASTC
    「ASTC設定」がおこなえます。
  • ETC1
  • ETC2 RGB
    「ETC2品質」が設定できます。
  • ETC2 RGBA(ETC2/EAC)
    「ETC2品質」が設定できます。
  • ETC2 RGB A1
PVR垂直Flip

「垂直Flip」形式で保存します。

垂直Flipは座標系の変換に使用できます。
利用対象システムの座標系が異なっている場合など、OFF設定では画像の上下が反転する場合にONに設定してください。

MIPMAP自動生成

ONにして保存することで、シングルレイヤ画像でも、マルチレイヤMIPMAP を自動生成して PVRファイルとして保存します。

  • MIPMAP生成済みの画像を再保存する場合、このオプションの ON/OFF に関わらず再生成は行いません。
  • 画像サイズが奇数の際に、このオプションを ON にすると保存できません。
RGBA階調変換にOPTPiXエンジンを使用する

16bit RGBに階調変換する際に、OPTPiX 画像最適化エンジンを使用します。
ONでの使用を推奨します。

ClearPVRTCを有効にする

PVRTC 4bpp高画質化機能である「ClearPVRTC」機能を使用します。
「ClearPVRTC」はウェブテクノロジ独自のPVRTC 高画質化技術です。

テクスチャー形式で「PVRT 4bpp RGBA」を指定することで設定できます。

フィルターの強さ

高画質・低速(6)から低画質・高速(1)の段階を設定できます。
初期値は 2 です。

画像保存時のエンコード時間を短くしたい場合は、高速になるよう画質とのパランスをみながらパラメータを調整ください。

輪郭優先バランス

高画質・低速(5)から低画質・高速(1)の段階を設定できます。

画像保存時のエンコード時間を短くしたい場合は、高速になるよう画質とのパランスをみながらパラメータを調整ください。

初期値は 2 です。

透明境界処理方法

透過境界の画質の改善方法を指定します。

「通常」で効果が得られない場合は、「特殊1」「特殊2」をお試しください。より良い結果が得られる場合があります。

  • 通常
  • 特殊1
  • 特殊2

ASTC設定

ASTCのパラメータ設定をおこないます。

圧縮率(フォーマット)

高画質・ファイルサイズ大(8.00 bpp(4×4))から低画質・ファイルサイズ小(0.89 bpp(12×12))の段階を設定できます。
初期値は 3.56 bpp(6×6) です。

速度/画質

高画質・低速(5 exhaustive)から低画質・高速(1 veryfast)の段階を設定できます。
初期値は 4 thorough です。

画像保存時のエンコード時間を短くしたい場合は、高速になるよう画質とのパランスをみながらパラメータを調整ください。

ETC2品質

低速・高画質(4)から高速・低画質(1)の段階を設定できます。
初期値は 2 です。

画像保存時のエンコード時間を短くしたい場合は、高速になるよう画質とのパランスをみながらパラメータを調整ください。

PKM

テクスチャー形式

保存するテクスチャー形式を選択します。

  • ETC1
  • ETC2 RGB
    「ETC2品質」が設定できます。
  • ETC2 RGBA(ETC2/EAC)
    「ETC2品質」が設定できます。
  • ETC2 RGB A1

ETC2品質

低速・高画質(4)から高速・低画質(1)の段階を設定できます。
初期値は 2 です。

画像保存時のエンコード時間を短くしたい場合は、高速になるよう画質とのパランスをみながらパラメータを調整ください。

ASTC

圧縮率(フォーマット)

高画質・ファイルサイズ大(8.00 bpp(4×4))から低画質・ファイルサイズ小(0.89 bpp(12×12))の段階を設定できます。
初期値は 3.56 bpp(6×6) です。

速度/画質

高画質・低速(5 exhaustive)から低画質・高速(1 veryfast)の段階を設定できます。
初期値は 4 thorough です。

画像保存時のエンコード時間を短くしたい場合は、高速になるよう画質とのパランスをみながらパラメータを調整ください。

DDS

インデックスカラー

インデックスカラーのまま保存するか、ダイレクトカラーに変換して保存するか選択します。

インデックスカラーの画像の場合のみ、選択可能になります。

ダイレクトカラー

ダイレクトカラーで保存する際のフォーマットを設定します。

  • 16bit R5G6B5
  • 24bit R8G8B8
  • 16bit A1R5G5B5
  • 16bit A4R4G4B4
  • 32bit A8R8G8B8
  • BC1/DXT1
  • BC2/DXT3
  • BC3/DXT5
  • BC6H
  • BC7
DXT1/DXT5を画像から自動判定する

DXT1とDXT5のどちらの形式を使用するかを画像のアルファチャンネルの状態から自動判定します。

RGBA階調変換にOPTPiXエンジンを使用する

16bit RGBに階調変換する際に、OPTPiX 画像最適化エンジンを使用します。
ONでの使用を推奨します。

BC7最適化

BC7選択時に、最適化の度合いを設定できます。

高画質・低速(3)から低画質・高速(1)の段階を設定できます。
初期値は 2 です。

画像保存時のエンコード時間を短くしたい場合は、高速になるよう画質とのパランスをみながらパラメータを調整ください。

MIPMAP自動生成

ONにして保存することで、シングルレイヤ画像でも、マルチレイヤMIPMAP を自動生成して PVRファイルとして保存します。

  • MIPMAP生成済みの画像を再保存する場合、このオプションの ON/OFF に関わらず再生成は行いません。
  • 画像サイズが奇数の際に、このオプションを ON にすると保存できません。

GIF

インターレース

インターレースを設定して保存します。

インターレースはブラウザなどでサポートされている機能です。画像が徐々に表示されます。

透過色指定

透過色情報を付加して保存します。

透過色インデックス

指定したパレットが透過色となります。

完全透明色(アルファ値0)があればそれを透過色に指定する

元画像にアフファ値0のアルファチャンネルがある場合、それを透過色として設定します。

レイヤー/アニメ画像ならアニメーションGIF形式で出力

マルチレイヤーまたはアニメーション形式の画像の場合、「アニメーションGIF」として保存します。

フレームタイミング

各フレームの表示の長さです。1秒を100として設定します。

画像の持つタイミング情報を継承

元のファイルがアニメーション形式で、各フレームにタイミング情報が存在している場合、ONにするとそちらの数値を優先して設定します。

ファイルサイズ縮小化

「ロスレス(画質劣化なし)」と「ロッシー(画質劣化あり)」が選択できます。

「ロスレス」選択時の設定
  • 差分最適化
    画像に違いがない部分を考慮しファイル容量を節約します。
  • 透過最適化
    透過領域に違いが無い部分を考慮してファイル容量を節約します。
「ロッシー」選択時の設定
  • バランス

    スライダで画像の「容量」と「画質」のどちらを重視するかのバランス調整が可能です。

  • ロスレスのほうが小さくなる場合はロスレスを使用

    「ロッシー」選択時に、画像の状態により「ロスレス」の方が容量削減できる場合、自動的に「ロスレス」に切り替えます。

KTX

KTXファイル形式

データの保存形式を設定します。

画像の使用目的にあわせ選択してください。

  • リトルエディアン
  • ビッグエディアン

テクスチャー形式

保存する際のフォーマットを設定します。

  • RGBA 8888
  • RGBA 4444
  • RGBA 5551
  • RGB 565
  • PVRT 2bpp RGBA
  • PVRT 4bpp RGBA
    ClearPVRTC が使用できます。
  • ASTC
    「ASTC設定」がおこなえます。
  • ETC1
  • ETC2 RGB
    「ETC2品質」が設定できます。
  • ETC2 RGBA(ETC2/EAC)
    「ETC2品質」が設定できます。
  • ETC2 RGB A1
KTX垂直Flip

「垂直Flip」形式で保存します。

垂直Flipは座標系の変換に使用できます。
利用対象システムの座標系が異なっている場合など、OFF設定では画像の上下が反転する場合にONに設定してください。

MIPMAP自動生成

ONにして保存することで、シングルレイヤ画像でも、マルチレイヤMIPMAP を自動生成して KTXファイルとして保存します。

  • MIPMAP生成済みの画像を再保存する場合、このオプションの ON/OFF に関わらず再生成は行いません。
  • 画像サイズが奇数の際に、このオプションを ON にすると保存できません。
RGBA階調変換にOPTPiXエンジンを使用する

16bit RGBに階調変換する際に、OPTPiX 画像最適化エンジンを使用します。
ONでの使用を推奨します。

ClearPVRTCを有効にする

PVRTC 4bpp高画質化機能である「ClearPVRTC」機能を使用します。
「ClearPVRTC」はウェブテクノロジ独自のPVRTC 高画質化技術です。

テクスチャー形式で「PVRT 4bpp RGBA」を指定することで設定できます。

フィルターの強さ

高画質・低速(6)から低画質・高速(1)の段階を設定できます。
初期値は 2 です。

画像保存時のエンコード時間を短くしたい場合は、高速になるよう画質とのパランスをみながらパラメータを調整ください。

輪郭優先バランス

高画質・低速(5)から低画質・高速(1)の段階を設定できます。
初期値は 2 です。

透明境界処理方法

透過境界の画質の改善方法を指定します。

「通常」で効果が得られない場合は、「特殊1」「特殊2」をお試しください。より良い結果が得られる場合があります。

  • 通常
  • 特殊1
  • 特殊2

ASTC設定

ASTCのパラメータ設定をおこないます。

圧縮率(フォーマット)

高画質・ファイルサイズ大(8.00 bpp(4×4))から低画質・ファイルサイズ小(0.89 bpp(12×12))の段階を設定できます。
初期値は 3.56 bpp(6×6) です。

速度/画質

高画質・低速(5 exhaustive)から低画質・高速(1 veryfast)の段階を設定できます。
初期値は 4 thorough です。

画像保存時のエンコード時間を短くしたい場合は、高速になるよう画質とのパランスをみながらパラメータを調整ください。

ETC2品質

低速・高画質(4)から高速・低画質(1)の段階を設定できます。
初期値は 2 です。

画像保存時のエンコード時間を短くしたい場合は、高速になるよう画質とのパランスをみながらパラメータを調整ください。

TGA

RLE圧縮

データ圧縮によりファイルサイズを小さくします。

可逆圧縮のため画質は変化しません。
使用環境が対応しているかご確認のうえ設定ください。

AVIF

ロスレス(画質劣化無し)

無劣化で圧縮します。
ロスレスを選択した場合は、「画質の指定」「サンプリング形式」「グレースケールで保存」は選択できません。

ロッシー(画質劣化あり)

画像の圧縮を行い容量を削減しますが、画質の劣化が生じます。
ロッシーを選択した場合は「画質の指定」「サンプリング形式」「グレースケールで保存」の設定が可能です。

画質の指定

20~100の段階で画質の設定ができます。
数値が大きいほど画質は良くなりますが、ファイル容量も大きくなります。

サンプリング形式

Y(輝度成分)に対するU,V(色差成分)の情報量の割合を指定します。

形式 解説 ファイル
サイズ
自動 [画質]の指定に応じて、サンプリング形式を自動的に決定します。
4:4:4 U,Vを間引きません。
4:2:2 U,Vの横方向を半分に間引きます。
4:2:0 U,Vの縦・横方向を半分に間引きます。

マルチスレッド処理で高速化

ONにすることでCPUの占有率を上げ処理を高速化します。CPUのコア数が多いほど有利になります。
なおONにした場合とOFFにした場合では結果に若干の違いが生じます。

グレースケールで保存

色情報をなくすことで容量が削減されます。

レイヤー/アニメ画像ならアニメーションAVIF形式で出力

マルチレイヤーまたはアニメーション形式の画像の場合、「アニメーションAVIF」として保存します。

フレームタイミング

各フレームの表示の長さです。ミリ秒(1秒が1000)で設定します。

画像の持つタイミング情報を継承

元のファイルがアニメーション形式で、各フレームにタイミング情報が存在している場合、ONにするとそちらの数値を優先して設定します。

共通部分

「ファイル保存オプション」ダイアログの共通部分の機能について解説します。

保存時に毎回このダイアログを表示する

ONにすることで、ファイル保存時に保存オプションダイアログを表示します。​

各フォーマットごとに設定できます。

リセット

表示しているフォーマットの保存オプションを初期状態に戻します。

設定を保存

すべてのフォーマットの保存オプション設定をファイルに保存します。

実行すると「設定ファイルの保存」ウィンドウが開きますので、ファイル名を指定して保存してください。
ファイルの拡張子は .issave です。

設定の読み込み

すべてのフォーマットの保存オプション設定をファイルから読み込みます。

実行すると「設定ファイルの読み込み」ウィンドウが開きますので、ファイル名を指定して読み込みしてください。
ファイルの拡張子は .issave です。

OK

保存オプションを設定してダイアログを閉じます。

キャンセル

キャンセルしてダイアログを閉じます。

ファイル保存時のダイアログ共通部分

ファイル保存を行う際に表示される「ファイル保存オプション」ダイアログの共通部分の機能について解説します。

保存時に毎回このダイアログを表示する

ONにすることで、ファイル保存時に保存オプションダイアログを表示します。​

各フォーマットごとに設定できます。

プレビューとサイズ試算

設定オプションを適用して、プレビュー表示とファイルサイズの試算を行います。

自動

ONにすると、オプションの変更が行われると自動でファイルサイズ算出を行います。

プレビュー

ONにすると、サイズ試算時に編集ウィンドウに設定適用後のプレビュー表示を行います。

ファイルサイズ

保存した際のファイルサイズを試算して表示します。

 

リセット

保存オプションを初期状態に戻します。

設定の保存

すべてのフォーマットの保存オプション設定をファイルに保存します。

実行すると「設定ファイルの保存」ウィンドウが開きますので、ファイル名を指定して保存してください。
ファイルの拡張子は .issave です。

設定の読み込み

すべてのフォーマットの保存オプション設定をファイルから読み込みます。

実行すると「設定ファイルの読み込み」ウィンドウが開きますので、ファイル名を指定して読み込みしてください。
ファイルの拡張子は .issave です。

OK

ダイアログを閉じて、画像をファイル保存します。

キャンセル

キャンセルしてダイアログを閉じます。