数年前、編集家の竹熊健太郎さんは言った。
そう言って竹熊氏は「電脳マヴォ」という独自のマンガサイトをオープンした。
あれから数年経ち、紙の商業出版は今、販売数の伸び悩みから大きな曲がり角に来ている。それは同時に、マンガ家も曲がり角に立っていることを意味する。
以前にも、このコラムで書いたが、ネタ系のショートギャグはフリーのネットコンテンツによって、マネタイズがとても難しくなっている。どうやら、それはエッセイマンガも同じみたいだ。
私は青木光恵さんのエッセイマンガが昔から大好きだった。 続きを読む