田中圭一のゲームっぽい日常 アニメキャラから電話が!

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昨年の夏に作った私の同人誌「宇宙戦艦ヤ○ト2199薄い本」が、とある声優さんの手に渡り、とても好評だったというウワサを聞きました。その声優さんは、もちろんヤ○ト(旧作)にもガンダ○にも出演している超有名な女性です。

その話を聞いてイッキにテンションの上がった私は、冬コミの新刊同人誌(宇宙戦艦ヤ○ト2199薄い本・帰路編)を、その声優さんの所属事務所に贈呈させていただきました。ただ、ファンからのプレゼントとはいっても、なんせ怪しい同人誌なので、ひょっとしたら事務所の判断で本人の手元に届かない可能性もありました。

それから1ヶ月ほど過ぎ、すっかり贈呈したことすら忘れかけていた頃、突然携帯にかかってきた電話を取って、鼻血が出そうになりました。

それは、あの声優さんからのお礼の電話でした!

過去にも、大御所のマンガ家さんから直接電話がかかってきてビックリしたことがありました。しかしながら、マンガ家さんは「描いている絵が看板のようなもの」なので、声を聞いてもすぐにはピンとこなかったりして、瞬時に興奮するということはありません。

ところが、声優さんは「声が看板のような商売」ですから、電話口から声が聞こえた瞬間、名乗られた瞬間から、イッキにテンションがマックスまで上がります。だって、まるでアニメキャラとリアルタイムで会話しているようなものなんですよ!

電話口の向こうでガン○ムのララ○に「同人誌送ってくれてありがとう!」とか言っていただけるわけで、50過ぎのオッサンが中学生並みに緊張してしまい、しどろもどろでまともな会話になりませんでした。

それでも、もの凄く興奮して夢のような瞬間でした。長くマンガ家を続けていて本当によかったと、心から思えた数分間でした。

タグ , | 2020/06/16 更新 |