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田中圭一のゲームっぽい日常 ふたつの仕事を同時に持つのは大変なのか?

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かれこれ30年近く、サラリーマンとマンガ家の二足のワラジを履いている。
ず~っと年間365日休みなく働いている。
月曜~金曜は会社勤め、土日は自宅でマンガの原稿執筆…これが私の普通の一週間だ。

ごくごくたまに(2年に1回くらい)仕事のない土日が来るのだが、そんな時はなぜか不安な気持ちになる。日曜日の夜になると「ああ、なにもしないまま土日が終わってしまった。」と空虚な気持ちになってしまう。土日なんだから、なにもしないで休めばいいはずなのに、である。

さて、こんな二足ワラジを履く私を周囲の人たちは「たいへんですよね。よくできますよね。ホント尊敬します!」とリスペクトしてくださる。

とても光栄なのだが、こんな時いつも私はこう答える。 続きを読む

カテゴリー: 田中圭一のゲームっぽい日常 | タグ: , | 2020/06/16 更新

田中圭一のゲームっぽい日常 ヘンだと思うのに、ヘンだと言えない習慣

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いったい誰が始めたんだ?レストランでライスを食べるときに「フォークの背中にライスを盛りつけて食べる」などということを!
そもそも、そんな習慣西洋にはない。調べてみると日本で始まった習慣らしい。
なぜ日本人の主食であるライスを、わざわざ食べにくい方法で、それもエレガントじゃないスタイルで、食べなきゃならないのだろうか?いったい誰が得するのだろうか?

もうひとつ、気に障る食事のルールがある。レタスをちぎって盛りつけたサラダ、あれをフォークで食べなきゃならないことだ。
洋食メニューの中で、あれほど箸で食べるのに適した料理はないのに、逆に言えばあれをフォークで食べることがいかに難しいか。なぜ、このヘンな習慣に誰も声を上げないのだ!?
第一、洋食屋で箸を使ったって問題ないだろうに!

このように日本人は、効率や利便性を無視して不合理なスタイルに固執するヘンな癖がある。

その最たるものが「立食パーティー」だ。
とりわけ企業交流会など、初対面の人がたくさんいるような立食パーティー、これが最悪である。どう最悪かというと…… 続きを読む

カテゴリー: 田中圭一のゲームっぽい日常 | タグ: | 2020/06/16 更新

田中圭一のゲームっぽい日常 夜の買い物依存症

田中圭一のゲームっぽい日常 夜の買い物依存症

「深夜のテンション」というものは本当に不思議だ。なにかに取り憑かれたかのような行動を人に起こさせる。典型例はラブレターだ。深夜のテンションで大好きな異性への想いを綴って、翌朝読み返してのたうち回った経験をした人は少なくないはずだ。

テレビの通販番組が深夜の遅い時間に放送されるのは、なにも安く放送できる時間帯だという理由だけではないだろう。番組を観た人は「深夜のテンション」で冷静さを失い衝動買いしてしまう、それを狙っている節もあると思う。 続きを読む

カテゴリー: 田中圭一のゲームっぽい日常 | タグ: | 2020/06/16 更新

田中圭一のゲームっぽい日常 着地しないヘッドホン

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移動中に音楽を聴く習慣は多くの人が持っている。
かつてはウォークマンのような専用機器が主流だったが、最近はスマートフォンを使っている人が大半だ。
ハードは移り変われど、音楽を聞くためのヘッドホンは昔も今も変わらず耳に密着させるタイプのものだ。

じつはこのヘッドホンを中心に私は長い間「音楽を聴く方法」に悩まされている。それも1つではなく3つの悩みだ。 続きを読む

カテゴリー: 田中圭一のゲームっぽい日常 | タグ: | 2020/06/16 更新

田中圭一のゲームっぽい日常 俯瞰できない人

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もう30年来のつきあいになる友人がいる。Yさんという男性だ。ボクと同じ年なので今年で53歳になる。既婚者で子供が2人いて、営業職のサラリーマンを30年やっている平凡な男性なのだが、ただひとつ普通じゃない点がある。

このYさん、3年に1回くらいの割合で交通事故に遭っている。

16歳でバイク免許を取って以来、通算で9回もやってしまっている。特にバイクでの事故で何度も入院している。骨折した箇所はボクが知っているだけでも5カ所。本人はしきりに「本当に俺は運が悪い。ツキがない。」と言っている。

…しかし、ボクは知っているのだ。Yさんが交通事故に遭いやすいのには、ちゃんと理由がある。

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カテゴリー: 田中圭一のゲームっぽい日常 | タグ: | 2020/06/16 更新