SpriteStudioで作成したアニメーションは、さまざまな形式で出力することができます。
出力の方法は大きく分けて4つの方法があります。アニメーションの使用用途に応じて使い分けてください。
本ページではVersion 5.8以前について解説しています。
Version 6以降についてはこちらをご覧ください。
- SS5Player/SS5 SDK を使う
SpriteStudio 5 用のプレイヤー、SDKを利用し、インポート、またはコンバートを行う
- エクスポートしたデータを使う
「エクスポート」機能を使い、Cocos2d-xなどのプラットフォームに合わせた形式に出力する
- レンダリングでデータを出力する
「レンダリング」機能を使い、AVIなどの動画として出力する
- スプライトシートを生成して使用する
「スプライトシートの生成」機能を使い、アニメーションの1コマ1コマを1枚の画像上にタイル状に並べた画像データを作成する
SS5Player/SS5 SDK を使う
OPTPiX SpriteStudio5 用プレイヤーおよびSDKを利用している場合、保存した sspj/ssae/ssce および画像ファイルを、そのままプレイヤーにインポートするか、専用のコンバータで変換して利用します。
SS5player/SS5 SDKを使用についての注意点などはこちらをご覧ください。
SpriteStudio5に対応しているプレイヤー、コンバータは以下となります。
プログラマ向けダウンロードページからもこれらの補助ツール・ライブラリをダウンロードいただけます。
SpriteStudio 5 SDK
OPTPiX SpriteStudio 5で製作されたデータ(sspj,ssce,ssae,ssee)を、ユーザーの皆様の再生環境に応じて柔軟にご利用いただくためのライブラリ、及び、ツール群で構成されたSDKです。
SS5Player for Unity
OPTPiX SpriteStudio 5 で作成したアニメーションを Unity 上で 再生するためのプレイヤープログラムのパッケージです。
導入方法は「Unityにアニメーションを表示する」をご覧ください。
SS5Player for Unreal Engine 4
OPTPiX SpriteStudio 5 で制作したアニメーションデータを Unreal Engine 4 上で再生するためのプログラムです。
導入方法は「Unreal Engine 4での表示方法」をご覧ください。
SS5Player for Cocos2d-x
OPTPiX SpriteStudio 5 で制作したアニメーションデータを Cocos2d-x 上で再生するためのプログラムです。
Ss5converter To SSAJSON
SpriteStudio5のアニメーションを、HTML5をはじめとしたWeb向けのアプリケーションでよく使用されている「JSON形式」に変換するコンバータです。
導入方法は「HTML5での表示方法」をご覧ください。
エクスポート
「エクスポート」機能を利用すると「プロジェクトの設定」で指定したフォーマットでデータを出力することができます。
エクスポートで出力できるデータ形式は以下の通りです。
SSAX |
「SpriteStudio 4」まで使用されていた、テキスト形式のアニメーションデータです。 |
---|---|
SSA |
「SpriteStudio 4」まで使用されていた、バイナリ形式のアニメーションデータです。 |
C(SSP for Cocos2d-x) |
「Cocos2d-x」向けのSpriteStudioプレイヤー用のデータです。データを定義したCソースファイルとして出力します。 |
SSBA(SSP for Cocos2d-x) |
「Cocos2d-x」向けのSpriteStudioプレイヤー用のバイナリデータです。 |
LUA(SSP for CoronaSDK) |
「CoronaSDK」向けのSpriteStudioプレイヤー用のデータです。Luaデータで出力します。 |
JS(SSP for HTML5) |
「HTML5」向けのSpriteStudioプレイヤー用のデータです。javascriptデータとして出力します。 |
JSON(SSP for HTML5) |
「HTML5」向けのSpriteStudioプレイヤー用のデータです。jsonデータとして出力します。 |
エクスポート時のフォーマットを設定する
エクスポートしたデータのフォーマットはプロジェクトの設定ウィンドウから行います。
ファイルメニューから表示します。
ssaeごとに個別にエクスポートするか、sspj内にあるすべてのssaeを一括でエクスポートするか選択することができます。
個別にエクスポートを行う
- メインメニューの「プロジェクト」-「エクスポート」を選択すると、エクスポートファイルの設定ウィンドウが開きます。
- エクスポートウィンドウで、出力するアニメーションや参照イメージ・出力先フォルダの設定を行います。
- エクスポートウィンドウ の「OK」ボタンを押すと、指定した出力先フォルダに指定したssaeが指定したフォーマットでエクスポートされます。
出力するssaeはエクスポートウィンドウ上で複数選択することも可能です。
sspjに含まれるすべてのssaeを一括でエクスポートする
プロジェクトに含まれる全てのアニメーションをエクスポートするには、下記の手順で行います。
- 「プロジェクト」-「すべてエクスポート」メニューを選択します。
この際のエクスポート先は、「プロジェクトの設定」の「基準フォルダ」で指定したフォルダになります。
特に指定していない場合、sspjが格納されているフォルダにエクスポートされます。
レンダリング
レンダリング機能を使用すると、以下の形式でアニメーションを出力することができます。
レンダリングウィンドウを利用した出力方法は以下のリンクをご覧ください。
「アニメーション」メニューの「レンダリング」を選択することで、レンダリングウィンドウが開きます。
スプライトシートの生成
スプライトシートはアニメーションの1コマ1コマを、1枚の画像上にタイル状に並べたものです。
複数の静止画を使ったアニメーションよりも効率がよいため、レスポンスが求められるアプリケーションやゲームなどに有効です。
スプライトシートは以下の形式で出力することができます。
設定方法など詳細については「スプライトシートの出力方法」で紹介しています。
- Cocos2d-x: .plist + png画像
- Corona SDK: .lua + png画像
スプライトシートの生成ウィンドウは「アニメーション」の「スプライトシート生成」を選択すると開きます。