【Ver.5.8】「スプライトシート生成」ウインドウ

本ページではVersion 5.7以降について解説しています。
Version 5.6.1以前についてはこちらをご覧ください。

「スプライトシート生成」ウィンドウは、選択しているアニメーションデータをスプライトシートとして出力するためのウィンドウです。

window_spritesheet_menu_ver5.6.1「アニメーション」の「スプライトシート生成」を選択すると開きます。

 

 

スプライトシートはアニメーションの1コマ1コマを、1枚の画像上にタイル状に並べたものです。
複数の静止画を使ったアニメーションよりも効率がよいため、レスポンスが求められるアプリケーションやゲームなどに有効です。

window_spritesheet_ver5.7.0

 

テクスチャの大きさ

スプライトシートのサイズを32~4096ピクセルから選択します。
このサイズは出力するスプライトシートの大きさになります。

出力形式

スプライトシートを出力する際に、一緒に作成される設定ファイルのフォーマットを「Cocos2d-x」「Corona SDK」のいずれかから指定します。

  • Cocos2d-x: .plist形式
  • Corona SDK: .lua形式
画像の出力倍数

スプライトシート上に出力される画像のサイズを倍率で設定します。

  • 1:原寸(100%)
  • 0.5:半分(50%)
  • 0.25:1/4(25%)
開始フレーム

出力を開始するフレームを指定します。
初期値は先頭フレームになっています。

終了フレーム

出力を終了するフレームを指定します。
初期値は末尾フレームになっています。

出力間隔

ファイルを何フレーム間隔で出力するかを指定します。
初期値は1フレーム(毎フレーム出力)になっています。

配置アルゴリズム

画像を並べる際のアルゴリズムを設定します。
「MinMaxFill」か「BNF」のいずれかから指定できます。

  • MinMaxFill
    小さなものから順に、端から詰める形で配置する形式です。
  • BNF
    大きいものから順に、端から詰める形で配置する形式です。
透明部分を省く

チェックを入れると、画像の周りの透過部分(αチャンネルが0の部分)をカットし、隙間なく画像を詰め込みます。

アウトラインを描画 透過部分(αチャンネルが0の部分)の部分を半透明の赤で塗りつぶします。
画像がどのように配置されているかを確認したい時などに使用します。
 

スプライトシート上の各種余白を設定できます。
0~100の任意の値から設定できます。初期値は2です。

  • テクスチャ境界
    スプライトシートの余白を設定します。
    スプライトシートの上下左右に、指定したサイズの余白を作成します。

  • 領域内余白
    スプライトシート状に出力される画像の余白を設定します。

  • 領域毎の余白
    画像と画像の間の余白を設定します。
    大きな数値を指定するほど上下左右の間隔が大きく配置されます。

すべて30にした場合 すべて0にした場合
window_spritesheet_sample02_ver5.6.1 window_spritesheet_sample01_ver5.6.1
出力ファイル名

出力したスプライトシートのファイル名を設定します

出力フォルダ

スプライトシートを出力するフォルダを設定します。
window_spritesheet_icon01_ver5.6.1を押すと出力先となるフォルダを指定することが可能です。
初期設定は、アニメーションデータが存在するsspj(プロジェクトファイル)と同じフォルダになっています。

プレビューの倍率

プレビューの表示倍率を変更します。
window_spritesheet_magnification_ver5.6.1

スライダーをドラッグすることで倍率を変更できます。
右に動かすと拡大し、左に動かすと縮小します。

ここで設定した倍率は出力するスプライトシートに影響しません。

プレビュー

各種設定項目を反映し、プレビューを作成、表示を行います。
設定を変更した場合、再度このボタンを押すことでプレビューを作成しなおします。

出力

スプライトシートの出力を開始します。
ファイル出力が終了すると、出力先フォルダが開きます。

閉じる

「スプライトシート生成」ウィンドウを閉じます。

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