「深夜のテンション」というものは本当に不思議だ。なにかに取り憑かれたかのような行動を人に起こさせる。典型例はラブレターだ。深夜のテンションで大好きな異性への想いを綴って、翌朝読み返してのたうち回った経験をした人は少なくないはずだ。
テレビの通販番組が深夜の遅い時間に放送されるのは、なにも安く放送できる時間帯だという理由だけではないだろう。番組を観た人は「深夜のテンション」で冷静さを失い衝動買いしてしまう、それを狙っている節もあると思う。 続きを読む
「深夜のテンション」というものは本当に不思議だ。なにかに取り憑かれたかのような行動を人に起こさせる。典型例はラブレターだ。深夜のテンションで大好きな異性への想いを綴って、翌朝読み返してのたうち回った経験をした人は少なくないはずだ。
テレビの通販番組が深夜の遅い時間に放送されるのは、なにも安く放送できる時間帯だという理由だけではないだろう。番組を観た人は「深夜のテンション」で冷静さを失い衝動買いしてしまう、それを狙っている節もあると思う。 続きを読む
移動中に音楽を聴く習慣は多くの人が持っている。
かつてはウォークマンのような専用機器が主流だったが、最近はスマートフォンを使っている人が大半だ。
ハードは移り変われど、音楽を聞くためのヘッドホンは昔も今も変わらず耳に密着させるタイプのものだ。
じつはこのヘッドホンを中心に私は長い間「音楽を聴く方法」に悩まされている。それも1つではなく3つの悩みだ。 続きを読む
もう30年来のつきあいになる友人がいる。Yさんという男性だ。ボクと同じ年なので今年で53歳になる。既婚者で子供が2人いて、営業職のサラリーマンを30年やっている平凡な男性なのだが、ただひとつ普通じゃない点がある。
このYさん、3年に1回くらいの割合で交通事故に遭っている。
16歳でバイク免許を取って以来、通算で9回もやってしまっている。特にバイクでの事故で何度も入院している。骨折した箇所はボクが知っているだけでも5カ所。本人はしきりに「本当に俺は運が悪い。ツキがない。」と言っている。
…しかし、ボクは知っているのだ。Yさんが交通事故に遭いやすいのには、ちゃんと理由がある。
マンガ家という仕事柄、肩こりは慢性的に患っている。
といいつつも、じつは私、肩が凝っているという自覚はほとんどない。肩を触ってみて筋肉がゴリゴリに硬くなっていることに気がついて初めて「ああ、肩が凝っているんだな。」と感じるくらいだ。
さて、それとは別に私は子供の頃から時々「謎の頭痛」に苦しんできた。
前触れもなくある日突然その頭痛は襲ってきて、ほぼ丸一日苦しむのである。痛みがひどいと吐き気まで催す。学生時代や20代のころは、鎮痛剤も飲まずひたすら耐えていた。若さゆえか薬に頼って治すのは、なぜか「負け」だと思っていた。今にして思うとバカな判断である。
じつは、この頭痛の正体を私は30才を過ぎたあたりで知るのである。 続きを読む
先日友人と、映画やドラマなどで感動する展開について語りあった。
その中で「自分が絶対に感動して泣いてしまうテッパンの展開」の話になった。
私にとってのそれはアニメとか特撮番組でよくあるパターンなのだが「ピンチを脱した主人公が攻勢に転じる時に主題歌が被さる」という演出だ。
この演出をされると100%鳥肌がたって、イッキに気分が高揚する。
よく考えてみたら別に「主題歌」である必要はないのではないか、他のBGMでも良いのではないか、と思わなくもないのだが、やはりここは毎週聴き慣れた「主題歌」でなくてはここまでの感動は呼べない。
さて、どうして人は「音楽」が好きなのだろう? 続きを読む