本ページはSpriteStudio 5を対象に解説しています。
SpriteStudio Ver.6はSpriteStudio professional(Ver.4)との互換性はありません。
このエラーは、Ver.4 互換フォーマット(ssa/ssax/ssba)では対応していないアトリビュートを使用しているアニメーションデータをエクスポートした際に出力されます。
エラーを回避する方法
ssaxやssaを利用するSpriteStudioプレイヤーでは、「X軸回転」や「インスタンス」等、OPTPiX SpriteStudio 5 で追加されたアトリビュート、機能との互換性はございません。
互換性の無いアトリビュートや機能を使用しないようにするには、アニメーションを作成し始める前に、必ず「互換性」の設定を行ってください。
Ver.4以前のデータと互換性のあるアニメーションデータを作成する場合は
- 「再生対象のプラットフォーム」が正しいか
- Ver.4互換機能に制限するにチェックが入っているか
の2項目を確認してください。
互換性について、詳細は以下のページをご覧ください。
- SpriteStudio Ver.1~4との違い、互換性について
- 再生環境と互換性について
- ライブラリ群のダウンロード
SpriteStudio 5と互換性のあるプレイヤーはこちらからダウンロードいただけます。
製作途中に「互換性」を変更する際の注意点
アトリビュートが設定された状態で、「互換性」で「Ver.4互換機能に制限する」にチェックを入れると、アトリビュートウィンドウから互換性のないアトリビュートは表示されなくなりますが、すでに設定されたアトリビュートは削除されません。
互換性のないアトリビュートを設定してしまっている場合は、対象のキーから削除を行ってから、改めて「互換性」を設定してください。
エラーの解消方法
エクスポート元のアニメーションデータのキーから、原因となっているアトリビュートを削除することで、エラーが出力されなくなります。
どのキーに設定してしまったか不明な場合、エラーが発生するssaeをテキストエディタを開いて、該当のキーを探すことができます。
例として、「X軸回転」アトリビュート(ROTX)を使用しているキーを探します。
その他のアトリビュートでエラーが発生している場合は、以下のリストで該当のアトリビュートをご確認ください。
1.<attribute tag=”アトリビュートのID”>を検索します。
今回は<attribute tag=”ROTX”>で検索します。
「ROTX」は「X軸回転」アトリビュートを指します。
<attribute tag=”ROTX”> <key time=”0″ ipType=”linear”> <value>4</value> </key> </attribute> |
「X軸回転」が フレーム 0 に 補間方法は「線形」 で 4 で設定されています |
2.「X軸回転」がどのフレームに設定されているかを確認したら、次はどのパーツに設定されているかを確認します。
<attribute tag=”ROTX”>の位置から、<partAnime>で上方向に検索します。
<partAnime> <partName>part 1</partName> |
「part 1」という名前のパーツ |
これで「X軸回転」が「part1」という名前のパーツに設定されていることが分かります。
3.最後にどのアニメーションデータに設定されているかを確認します。
<partAnime>の位置から、<anime>で上方向に検索し、アニメーションデータの名前を確認します。
<anime> <name>motion 1</name> |
「motion 1」という名前のアニメーションデータ |
上記の結果により
アニメーションデータ「motion1」の
「part1」というパーツの中の
フレーム0 の位置にあるキーに「X軸回転」が設定されている。
ことが分かります。
問題となっているキーがどこにあるか判明しましたら、該当のキーからアトリビュートを削除してください。