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田中圭一のゲームっぽい日常 物書きたちよ、今こそルネッサンス!

k1201501昨年も冬コミに参加してきた。アマチュアが、作りたい本を自由に作って売るという同人誌即売会では、じつに様々な本やグッズが並び、見ているだけでも本当に楽しい。

さて、コミケに古くから参加している友人は「コミケ会場ではここ数年、目立ってユニークな本が増えてきた。」と言っていた。 続きを読む

カテゴリー: 田中圭一のゲームっぽい日常 | タグ: , | 2020/06/16 更新

田中圭一のゲームっぽい日常 それぞれの時代に「まる子」がいる

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今、ネットで『岡崎に捧ぐ』というマンガが話題になっている。山本さほさんという方がnoteに掲載するや短期間で人気を博した実話マンガだ。

この『岡崎に捧ぐ』は、作者の親友である岡崎さんとの小学生時代の思い出を綴ったものだ。ネットでの話題が大手マンガ雑誌の目にとまり、来年の1月からプロのマンガ家として山本さんはデビューすることになった。 続きを読む

カテゴリー: 田中圭一のゲームっぽい日常 | タグ: | 2020/06/16 更新

田中圭一のゲームっぽい日常 幽霊は絶対に存在してくれないと困る

「あなたは霊の存在を信じますか?」

ボクが子供のころ夏になると必ずテレビの心霊特集で、冒頭にこういうセリフが流れてきたものだ。禍々しい口調と共に。

52年も生きてきたが、ハッキリと霊の存在を確認できるような事件に一度も出くわしたことがない。 続きを読む

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田中圭一のゲームっぽい日常 マンガ家にとって「50歳」とはどういうことなのか

k1201410今年もあと残り3ヶ月を切ってしまった。ついこの間、年が明けたとばかり思ってたのに、だ。

さて、本題に入ろう。私は現在52歳。日本人男性の平均寿命が79歳なので、ざっくりと余命は27年もあるわけだ。…27年も?いや、27年しか残っていないワケだ。

特に、マンガ家という「精密な絵を描く仕事」「感性豊かな物語を作る仕事」「常に新しいトレンドを作り出す仕事」に従事する者としては、27年はちっとも長い時間ではない。

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田中圭一のゲームっぽい日常 絵だけで「味」を伝える高等テクニック

201409_k1宮崎駿監督のアニメに共通するポイントとして「出てくる料理がいつも美味しそう」というのがある。

アニメだから、劇中に出てくる料理の絵はいわゆる「セル画」だ。写真に比べると単調な色彩でのっぺりと塗られた絵になってしまう。

常識的に考えれば写真撮影した料理の方が、はるかに美味しそうに見えるはずだ。にもかかわらず、『天空の城ラピュタ』でパズーとシータが食べたパンに目玉焼きを乗せただけの料理、それもセル画に描かれた料理が、すごく美味しそうに見えるのだ。他の監督のアニメ作品では、これほど美味しそうには見えない。セル画で描かれたチープな料理にしか見えない。

(高畑勲監督の『アルプスの少女ハイジ』に出てくるチーズやパンはすごく美味しそうだったが、あの作品には宮崎駿さんがスタッフとして深く関わっているので、この場合宮崎作品に含むとさせていただきたい。)

さて、なぜ宮崎監督作品だけは食べ物が美味しそうに見えるのか?長い間、私はこの謎が解けずにいた。

ところが先日、とあるマンガ原作者にインタビューする機会があって、ついにその謎が解けたのだ。 続きを読む

カテゴリー: 田中圭一のゲームっぽい日常 | タグ: | 2020/06/16 更新