■2024年4月リリース「あにまらいぶ」について
株式会社GENITさまが企画・開発・運営を行う「あにまらいぶ」は、最新ヒット曲やJ-POPなどの音楽に合わせてリズムアイコンを叩く音楽ゲームです。音楽ゲームに加えて、ねこやくまなどのかわいいキャラクターの着せ替えも楽しめます。
「あにまらいぶ」のキャラクターアニメーションは、リリース当初は別の2Dアニメーション作成ツールを使用されていましたが、2025年2月にOPTPiX SpriteStudio(以下、「SpriteStudio」)に切り替えられ、アップデートが行われました。
また、本ゲームタイトルでは、SpriteStudioで新たに提供開始されたUnity向けプラグイン「SpriteStudio Importer for Unity」も採用されました。
「SpriteStudio Importer for Unity」は、現在お客様に個別提供されており、従来のSpriteStudio Unity向けプラグインと比較して、
- およそ5倍となる大幅な高速化を実現 ※1データのインポートから再生までの手順の簡略化
- Unity との親和性が向上 ※2
などの特徴があります。
※1:メッシュ生成処理のマルチスレッド化、Burstコンパイラ対応により、ランタイムのみならず、エディタの動作も高速化されています。
※2:データはAnimationClipに展開されるためUnityの描画システムと干渉しません。
今回、SpriteStudioに切り替えられた経緯と、「SpriteStudio Importer for Unity」を導入した株式会社GENITさまにお話を伺いました。
■SpriteStudioを選んだ決め手
ーーGENITさまはこれまで数多くの2Dアニメーションを制作されてきたと思いますが、今回SpriteStudioおよびUnity向けプラグイン「SpriteStudio Importer for Unity」を採用されたきっかけは何だったのでしょうか。
GENITさま:簡単なアニメーションであれば、ゲームエンジンだけでも作成することが多いです。しかし、より高いクオリティを目指すとなるとエンジンだけでは難しく、その場合はアニメーション作成ツールを導入します。
以前使用していた2Dアニメーション作成ツールは、非常に細かい部分まで調整できる反面、初心者には難しい部分がいくつかありました。
今回、初めてSpriteStudioを試したところ、直感的に使える部分が多く、初心者でも使いやすいという印象がとても強かったです。また、一つのモーションを複数のキャラクターに簡単に適用できる点が、「あにまらいぶ」との相性が良く、採用を決めました。
※画像はコマアニメ作成中のSpriteStudioの画面イメージになります。
ーーツールの乗り換えは環境構築などが大変かと思いますが、その点での問題はありましたか。
GENITさま:ゲームエンジンはUnityを使用していたため、Unity向けプラグインがあったのが非常に助かりました。また、困ったことがあった際のサポートのレスポンスも非常に早く、スムーズに導入できました。
ーー特に SpriteStudio Importer for Unityに関してよかった点はありますか?
GENITさま:キャラクターの見た目のみを入れ替えたい時に、以前のツールではプレハブが生成されるため差し替えが少々面倒でしたが、SpriteStudio のプラグインではテクスチャだけを入れ替えることで対応できたのでとても有難かったです。
■『SpriteStudio Importer for Unity』のトライアル
今回ご紹介した事例のように、SpriteStudioはUnityをご利用されている方にとって相性の良い2Dアニメーション作成ツールです。
『SpriteStudio』のトライアルは無料でお受けしており、『SpriteStudio Importer for Unity』はお客様のご希望に応じて個別提供しています。
トライアルは、こちらからお問い合わせください!