ウェブテクノロジ代表の小高です。
CEDEC2013の2日目(8月22日)に行われたセッション「工程の手戻りを最小限に 圧縮テクスチャ(PVRTC・DXTC・ETC)における傾向と対策」の発表資料を公開いたします。
この発表資料は、登壇した二人(黒岡、上田)はもちろん、社内のデザイナー(ゲーム業界出身者)と小高の4人で、かなり時間をかけて準備しました。開発現場での経験知と理論を融合させながら、わかりやすく解説してみたつもりです。また、なるべく実際的なサンプル画像を用意するよう努力しましたが、一部時間切れで抽象的なサンプルを用いたところもあります。ご了承ください。
この内容を理解していただくことで、試行錯誤を減らし、より美しい画像表現を実現することのお役に立てるとすれば、頑張って準備した苦労が報われます。
発表資料(PDF)
- CEDEC2013-0822_WebTech-1b (2013-09-02 Updated)
- CEDEC2013-0822_WebTech-2b (2013-09-02 Updated)
アジェンダ
- 圧縮テクスチャの必要性
- 圧縮テクスチャの注意点
- DXTCの傾向と対策
- PVRTCの傾向と対策
- ETCの傾向と対策
- 16bitカラーの検討
- 最後に〜⼿戻りを最⼩限に
セッションの内容
「何故この画像はこんなに汚くなっちゃったの?」と聞かれて返答に窮したことはありませんか? 本セッションでは、代表的なテクスチャ圧縮のアルゴリズム概説とともに、「実務上失敗しやすいポイントとその回避⽅法」「許容できないノイズが発覚したときに⼿戻りを最⼩限に抑えるテクニック」をご紹介します。
受講スキル
- いざ圧縮してみたらぼろぼろの画像になってしまった経験者
- 圧縮テクスチャの作成指⽰、詰め込みの指⽰で困っている⽅
受講者が得られる知⾒
- 変質の原因を突き⽌め、他のスタッフへの説明や修正ができるようになります
- 効率的に圧縮テクスチャの最終出⼒をコントロールすることができるようになります
対象プラットフォーム
コンシューマゲーム機全般、スマートフォン、タブレット、PC