田中圭一のゲームっぽい日常 ハイテク機器は時間を作るのか?奪うのか?

ハイテク機器は時間を作るのか?奪うのか?

あるブログで、こんなことが書かれていた。

> コンビニのレジで、いまだにお札とコインで支払っているヤツは、
> 他人の時間を奪っていることを自覚しろ。

・・・というのだ。

つまり、デジタルマネーで「ピッ!」っと一瞬で決済できる時代に、ハイテク機器も使わないでノロノロとサイフからお金を出している行為は、後続の人たちに無駄な待ち時間を発生させている。つまりは彼らの時間を無駄に浪費させている、ということだと。

たしかに言っていることは事実だろう、だが、なにか得心のいかないモヤモヤした感じがしたのだ。そのブログを読んだ時は。

そのモヤモヤの原因は、翌日の夜、帰宅の通勤電車を降りた時にハッキリした。毎日毎日、電車を降りて改札に向かう間、ノロノロ歩く人たちに私はイライラさせられるのだ。

そう、彼らはスマホを覗き込みながら、ゆっくり歩いて渋滞を発生させている。

ハイテク機器を使って、私の時間を奪っているのだ。

つまりは、ハイテク機器がどうしたとかって問題じゃなくて、イライラしがちな人が増えている・・・ってだけの話なのかもしれない。

もっと、気楽に構えて生きたいものだと、深呼吸しながら思った。

タグ | 2020/06/16 更新 |