大変、お疲れ様なセールス&コミュニケーション部の浅井です。
いあー、今年も無事に! 無事に終えることができましたゲームツールとミドルウェアの祭典、GTMF!
ご来場いただきました皆さんに改めまして篤く御礼申し上げますと共に・・・なんかですね、例年セッション中にはブースへの流入が減るもんだからその隙に一服、とかその隙に昼食、とかできたんですけれども、今年はご覧のとおりの賑わい。 その為、昼食を満足に採ることができませんで、GTMF大阪ではメロンパンをかじりながら質疑対応、GTMF東京ではクリームパンをくわえたまま製品説明、とホントにてんやわんやなイベントに。
さて、てんやわんやの中でのGTMF、出展者側の振り返り。
まず、参考出展した『SS5Player for GP-3』 コンシューマ~スマホと活躍の場を徐々に拡げてきた SpriteStudio ですが、遊技機業界とは疎遠。ところが、昨年あたりから
- 遊技機の演出には、数百種類以上の動画素材を用意する必要がある
- その演出制作には既に定番化して長いオーサリングツールがある
- でもそのオーサリングツールはビデオゲーム的なキャラアニメーション演出はニガテ
という情報をキャッチ。折しも、”SpriteStudio SDK”を活用することで、今世代のポータブルゲーム機向けの対応が比較的かんたんに実現できていたこともあり、機会さえあれば・・・と思っていた矢先に、昨年のGTMF会場でのヤマハさんからのコラボ提案。今回の『SS5Player for GP-3』の参考出展に至りました。
ブースでは遊技機関連企業の方々だけでなく、映像制作をされている方からも足を止めてくださるなど、改めて SpriteStudio の『超汎用』をご評価いただきました。
続いて、日活さん・Whiskerpadsさん、ラムダプランニングさんから5人のゲスト登壇者をお迎えしての弊社セッション、『刺青の国 ~SpriteStudioとUnityで開く背徳の宴』
もはやタイトルからして小社っぽくない雰囲気を醸し出しており、”日活”というキーワードに惹かれて客層がガラっと変わっちゃったらどうしよう・・・とか思っていたんですがフツーにゲーム業界の方にご参加いただいて一安心。 ともあれ、このセッションとセッション後にブースに来てくださった参加者の皆さんからのご意見がまた良ヒントに。
- SpriteStudioでフォントを使えるようにして欲しい要望が再燃
- スクリプトとフォントが使えるとUIツールに成り得る
- UIデザイナーはプロトタイピングから実制作までをツールを変更したくない
フォントに関しては、SpriteStudio が採用しているフレームワークの都合から、なかなか実現に至ってないものの、以前より小社としても『やりたいテーマ』 今回のセッションに登壇してくださったWhiskerpadsの松田さんは、UIデザイナーとして高い経験値をお持ちの方ということもあり、セッション中のトーク内容に同調して『俺も俺も』と多くの方から同じご要望をいただく、まさにGTMFが素晴らしいマーケティングの場になったなぁという。
当日のセッションの模様とスライド資料はこちら。
そして最後、『OPTPiX SpriteStudio ビギナーズ』!
GTMF大阪、それに東京で配布しました、SpriteStudio初のガイドブック! ビギナー向けとしながらも、基本機能を総ざらい&ガイドブック中の素材をダウンロードできるURL付きということもあって、初心者だけでなくベテランの”SpriteStudio使い”までもが手に取ってくださいました。手にとったみなさんの感想としては、
- 思ったより厚い!
- 知らない機能が紹介されてた!
- いい紙使ってる!
などなど。手にとった方の中には、『ビギナーズガイドをもらう為にGTMFに来ました』『SpriteStudioは知ってたけどGTMFは初めて』なんていう若い方もいて、GTMFの長い歴史とクリエイターの世代交代を感じつつ、今回のビギナーズガイド配布が、ゲームツールとミドルウェア業界の盛り上がりに寄与できてたら、それはそれでスゴイことだなーとも。
この通り、物は試しにで作った『SS5Player for GP-3』では、SpriteStudio の新たな活躍の場を。セッションでは、『UI』というキーワードでの機能改良テーマを。そして、ビギナーズガイドを通じて新たなユーザーとの出会いもあり、嗚呼やることいっぱい! と思いながら、さらに SpriteStudio だけでなく、ユーザーに面白くも役に立つツールを提供していきたいな決意を新たにするのでした。
さーさて次はCEDEC! 新ネタ、出せるようにがんばりまーす。
改めまして、GTMF2016! ご来場ありがとうございました。