Version 8.4.0 リリースノート (2020/5/19)

  • 2020/5/19 OPTPiX ImageStudio 8 Ver.8.4.0をリリースいたしました。
    OPTPiX ImageStudio 8 の 詳細につきましては「製品ページ」をご参照ください。
  • OPTPiX ImageStudio 8 と imésta 7 for Game & Embedded の機能差につきましては「imésta 7とImageStudio 8の機能比較」をご覧ください。
対応ファイル形式とご使用の際の留意点

新機能

機能強化

  • 「減色」に「全レイヤー共通のパレット減色する 」の機能が追加されました。
  • 「マクロの編集と実行」の「単独機能を実行する」に「共通パレット減色」の機能が追加されました。
  • 「マクロの編集と実行」の「その他のオプション」に「マルチスレッド実行数」の設定が追加されました。
  • 「表示」メニューに「MIPMAPの確認」が追加されました。
  • 「表示」メニューの「表示チャンネル」に「完全透明/完全不透明ピクセルを色分けする」が追加されました。
  • 「環境設定」に「「アルファチャンネルのみ表示」の場合、完全透明/完全不透明ピクセルを色分けする」の設定が追加されました。
  • 「環境設定」に「画像処理にGPU支援(GPGPU)を使用する」の設定が追加されました。
  • 「環境設定」に「マクロ実行時の使用スレッド数」の設定が追加されました。
  • 「環境設定」に「メッセージ表示の省略」の設定が追加されました。
  • タイムラインの操作メニューに「アクションの切り取り」が追加されました。

変更点

制限緩和

  • インデックスカラー画像の JPEG、WebP フォーマット保存が可能になりました。
    • 自動でダイレクトカラー画像へ変換を行い、JPEG、WebPフォーマット保存を行います。
  • ダイレクトカラー画像の GIFフォーマット保存が可能になりました。
    • 自動でインデックスカラー画像へ変換を行い、GIFフォーマット保存を行います。

制限変更

  • 重要領域指定のマーカー設置上限が50個に変更されました。

不具合修正

以下の不具合が修正されました。

  • isdocフォーマットに保存されたアクションが再実行できない。
  • マクロで同名で異なる拡張子の複数画像をマルチスレッド処理した際にエラーが発生するケースがある。

現在確認されている不具合および仕様制限

  • MIPMAP関連で、以下の仕様制限があります。
    • テクスチャー形式かつMIPMAP付きとなっている画像の場合、ひとかたまりの編集不可データとして扱われ、MIPMAP削除を行うことはできません。
    • MIPMAP付き画像に対して「減色(インデックスカラー減色)」以外のフィルターや画質調整を適用すると、MIPMAPは失われます。
    • 一部の古いVer.2形式のPVRファイルを読み込んだ場合、出力ツールの互換性の問題により、MIPMAPレベルの値が正しく表示されない場合があります。
  • Windowsの「画面のプロパティ」で、表示スケール(DPI)設定(「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更にする」)を「125%」や「150%」などに設定している場合、ImageStudioの「画像表示オプション」-「キャンバスの中央に表示」を有効にしていると、画像表示がわずかに乱れる現象が確認されています。
    • 「キャンバスの中央に表示」をオフにすることで、この問題を回避することができます。
  • Intel製のディスプレイ ドライバーを使用している環境において、1000ピクセルを超えるような大きな画像を開き、表示倍率を極端に小さく・大きく(5%、10%、3200%、5000%など)設定した場合、画像表示が乱れる現象が確認されています。
  • 大半の画像調整およびフィルターは、現在のバージョンでは選択領域のみを処理できるようになっていません。今後のアップデートで対応予定です。
  • 「カラーチャート」の選択色は、選択範囲を「削除」または「切り取り」した際に塗りつぶす色として使われますが、それ以外の操作については現在のバージョンではほとんど行うことができません。
  • インデックスカラーのパレット操作は今のところ行うことができません。パレット操作については今後のアップデートで拡充を予定していますが、近年のご利用状況に応じ、OPTPiX imésta 7に比べて機能が制限される見込みです。細かいパレット操作を行う必要がある場合は、OPTPiX imésta 7の併用もご検討ください。

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