SmartJPEG for Desktop 活用ユーザー座談会
「きれい」で「軽い」がノンストレスに。現場のワークライフバランスが実現しました。

システムやサービスの導入を決めるのは決裁者だが、実際に扱うのは現場の担当者たち。SmartJPEG を導入している企業の現場では、どのような手応えや効果を感じているのか。

お集まりいただいたのは、靴やバッグなどの女性向けアイテムを展開するダイアナ株式会社で、自社EC サイト「ダイアナシューズドットコム」の運営に携わる毛利彩子氏。
そしてささげ支援事業も手がける株式会社ジーエークロッシングからは、大手ファストファッションのEC サイト向けの画像の撮影から納品までを担当している牛尾亜矢子氏、平川真有氏。

日々の現場で画像加工にあたっている3名に、SmartJPEGを導入したことによる作業環境の変化や、それによってもたらされたメリットなど生の実感を語っていただいた。

ダイアナ株式会社
https://www.dianashoes.co.jp/

株式会社ジーエークロッシング
https://xrossing.co.jp/

写真:ダイアナ株式会社 毛利彩子氏、株式会社ジーエークロッシング 牛尾亜矢子氏、平川真有氏、CRI・ミドルウェア 三上夏代
ダイアナ株式会社 毛利彩子氏(左上)、株式会社ジーエークロッシング 牛尾亜矢子氏(右上)、平川真有氏(左下)、CRI・ミドルウェア 三上夏代(右下)

「いまだから話せる」SmartJPEG導入前の現場の奮闘

――本日お集まりいただいたみなさまは、会社は違えど「ECサイトに掲載される画像を扱っている」という共通点がございます。まずダイアナの毛利さん、普段のお仕事内容についてお聞かせいただけますか。

毛利氏:
私は主に自社ECサイトの運営全般を担当しています。販売施策や売上管理、お客さま対応、またサイトに掲載される画像の管理も業務の一環として行っています。

とは言え、もともとデジタルスキルはそれほど高い方ではありませんでした。弊社は小売業ということもあり、本社の社員もほぼ全員最初はリアル店舗にて勤務しておりました。私の部署も8名おりますが、最初からシステムやデジタルのノウハウがあったメンバーはほとんどいないのではないでしょうか。

ダイアナ株式会社 毛利彩子氏

――なるほど。プロダクトの魅力をいかにお客さまにお伝えするかが本来のお仕事であり、画像の加工などはあくまで“作業”なのですね。

毛利氏:
正直申し上げますと、そうなってしまいますね。もちろん購買機会を逃さないためにも画像はキレイでなければならないので、“大切な作業”ではあります。

また、昨今はコロナの影響もあってECサイトの売上が非常に伸びています。その分、アクセスが集中することも多く、サーバーへの負担が非常に大きくなっていました。CDNのコストも膨れ上がっていましたし、何より画像がサクサク表示されないとお客さまがサイトから離脱してしまうので、ウェブページ全体の軽量化は常に課題ですね。

ダイアナ社の運営する「ダイアナシューズドットコム」

――ありがとうございます。それではジーエークロッシングの牛尾さん、平川さんのお仕事内容もお聞かせいただけますか?

牛尾氏:
弊社では国内外8拠点のオフィスとスタジオを有し、アパレルやインテリア、食品などさまざまな企業さまの販売戦略をサポートしています。その中で私と平川は、大手ファストファッションのECサイト用の商品撮影から納品までを担当しています。膨大なプロダクトを扱う企業さまですので扱う画像の数も膨大。さらに画像1枚あたりの容量は200KBまでとのご要望があり、この小さなサイズでいかにキレイな画質を保つかが苦心のタネになっていました。

ジーエークロッシング社のスタジオ

――200KBでクオリティ維持とはなかなかストイックなオファーですね。SmartJPEGの導入前はどのような画像加工を行なっていたのですか?

平川氏:
他の画像圧縮ソフトを使っていたのですが、やはり200KBまで落とすと画質が非常に粗くなってしまうんですね。特に柄物はモアレが起きやすく、またビビッドな色は色褪せしやすいという難しさがありました。それでも200KBという縛りはありますから、圧縮したあとに1枚1枚画像をチェックして、問題があるところは修正をかけて、また圧縮するといった二度手間、三度手間がかかっていました。

――素材によっても作業のご苦労があったんですね。ダイアナシューズドットコムでもさまざまな素材のプロダクトを扱っていますが、その辺りはいかがですか?

毛利氏:
スウェードなどの繊細な素材は、サイズが小さいと画質が粗くなりやすいですね。特に商品の拡大画像では柔らかな毛羽立ちと高級感を表現したいので、画質はなるべく落としたくないところです。

またモデルを起用した画像も扱いがデリケートです。モデル事務所さんは肌の色や質感などをかなり気にされますので、やはり修正のご希望もあったりします。

ちなみに弊社ではSmartJPEGの導入前まで、リサイズにはPhotoshopを使っていました。バッチ機能で一括処理はできていたのですが、時間がかかる上に途中でフリーズすることもあり、ややストレスになっていましたね。

画像加工の時間が5分の1に短縮。作業効率アップでECサイトのコンテンツが充実

――SmartJPEGはどのような経緯で導入されたのでしょうか?

毛利氏:
ここ2、3年でサイトに掲載する画像の数が格段に増えていたことが大きな決め手となりましたね。1商品あたりの掲載枚数はもちろん、モデルを起用したファッション誌的なコーディネート提案など、コンテンツの充実に伴って多様な画像を扱うようになり、その分、作業の工数も非常に多くなっていました。扱う画像の枚数は年間1万3000枚ほどですかね。繁忙期には、画像加工の作業量がピークをむかえ、これは大変だと実感しました。

――ジーエークロッシングでは、どのような経緯があったのですか?

牛尾氏:
導入は私たちが担当している企業さまの撮影案件を受けて以降のことです。200KBという容量はマスト、かつ画像のクオリティは必ず維持と、ここまでハードルの高い案件は私も初めてで大手さまのこだわりの高さを痛感しました。実は導入前には何度か「もっとこの色をキレイに」といったフィードバックをいただくことが何度かあり、修正作業の負担が非常に大きくなっていたのが実情です。

株式会社ジーエークロッシング 牛尾亜矢子氏

平川氏:
SmartJPEGが導入されたのは、私が入社して2~3ヶ月目の頃でした。当時は仕事でパソコンを扱ったことがなかったため覚えることが多い上に、画像のどの部分を修正しなければいけないかの細かいチェック作業に目や脳の疲労が半端なかったことを思い出します(笑)。また特に繁忙期となる年末は作業がなかなか終わらず、残業になることもしばしばありました。

――導入後の手応えはいかがでしょうか?

毛利氏:
まず画像を軽量化するようになったことで、ダイアナECサイトではサーバーの負担が軽減され、CDN運用の大幅なコストカットができました。これも画像容量が8割削減したおかげです。またSmartJPEGであれば圧縮しても画像がキレイなままですので、さらにECサイトの充実が図れるようになっています。サイトの更新も頻繁にできるようになりましたね。本来はそちらの業務に時間を費やしたかったので、それまで手作業で行なっていた画像処理が全自動で最適化されるのはとてもありがたいです。

牛尾氏:
私たちとしてはそれまで画像処理で困っていたことが、一気に解決されたと言ってもいいかもしれません。まず200KBという小さいサイズにまで圧縮してもまったくモアレや色褪せが起きないことには驚きました。

平川氏:
私は200KBというサイズ感がイメージしづらかったのですが、前に使っていた他の画像変換圧縮ツールと比べると「なるほど!」と、クオリティの違いが歴然とわかります。納品する画像のチェックはもちろん今も1枚1枚行なっているのですが、全体でパッと見てキレイなことがわかるので確認作業の時間もはるかに短縮されて、残業もほとんどなくなりましたね。

株式会社ジーエークロッシング 平川真有氏

牛尾氏:
SmartJPEGを導入してからは、クライアントさまからフィードバックをいただくことが一切なくなりました。ご指摘がないということは満足していただけているのかなと受け止めていまして、その点でも心の平穏が保たれています(笑)。

かんたん操作で教育要らず。WindowsでもMacでもつかえる。

――平川さんは入社2~3ヶ月目の頃にSmartJPEGが導入されたとのこと。短期間にまた新しいソフトを覚えなければならない不安はありませんでしたか?

平川氏:
「今度はどんなソフトなんだろう?」とは思っていましたが、いざ導入されてみたら以前の画像変換圧縮ツールよりもはるかに簡単でしたね。画像の入ったファイルをドラッグ&ドロップして、あとは指定したサイズに自動的に圧縮されるので作業がとても感覚的。私は多少プライベートでパソコンを扱ったことがありましたが、まったくパソコンに慣れていない方でもすぐに使えるのではないでしょうか。

牛尾氏:
感覚的というのはまさにそうですね。ちなみに私は当初、ドラッグ&ドロップではなく画像の入ったフォルダを指定する方法で作業をしていました。それを見た平川が「こっちのほうが楽ですよ」とスッスッとドラッグ&ドロップでのやり方を教えてくれたんです。

──たしかに感覚的なほうがいいという方もいらっしゃいますね。すいません、弊社からきちんとレクチャーすべきでした。毛利さんは若手社員などに画像に関する作業を教育することもあるのですか?

毛利氏:
先ほども言ったように私の部署は元々それほどデジタルに強いメンバーばかりではないので、Photoshopを使っていたときは教えるのが大変でした。でもSmartJPEGは平川さんがおっしゃったように、まさに感覚的なので教えることもほとんどありません。設定さえしておけばクオリティが保たれて、かつ誰でもできるので属人性がないと言いますか、今後、業務の引き継ぎがあったときにも安心です。

シンプルなインターフェースのSmartJPEG for Desktop(画面はMac版)

──SmartJPEGに対してご要望があればお聞かせいただけますか?

牛尾氏:
今のところいいことづくめですので、私の方からは特にないのですが──。

平川氏:
しいて言えば、私たちの現場ではWindowsとMacを使っているので、それこそMac版がリリースされると伺ったのはうれしいところです。これまでSmartJPEGを使うためだけにわざわざWindowsを立ち上げることもあったので、今後はさらに作業効率がアップしそうです。

毛利氏:
私も大満足してますので、今のところは特にありません。ちなみに新バージョンでは複数の設定を保存して、タブで選択できるとのこと。今年からAmazonにも展開するようになったのですが、Amazonでは掲載画像のサイズが決まっているので、それに伴って自社サイトの画像もAmazonサイズに統一させた経緯があります。

──さらに使いやすく進化した最新版でお役に立てると嬉しいです。

毛利氏:
そうですね。今後、ほかのECモールに展開する際には、その機能をぜひ活用したいですね。

──それでは最後に、かつてのみなさんのように画像処理に苦心している現場のみなさんにメッセージをいただけますか?

平川氏:
とにかく簡単で覚えることもほとんどありません。私がそうだったように、パソコン作業に不安のある新入社員にもとても安心できるツールです。

牛尾氏:
弊社はもともと紙媒体がメインだったのですが、近年はECの案件が非常に多くなっています。それだけ企業さまがECの売上のインパクトを感じているんだなと思いますし、その分、現場の作業も複雑かつ工数が増えているのではないかなと想像します。画像のクオリティはもちろん、作業効率の面からもSmartJPEGはぜひおススメしたいですね。

毛利氏:
私はECであっても対面であっても、販売の仕事の本質はお客さまとのコミュニケーションだと思っています。お客さまに商品の魅力をいかにお伝えするか、いかに快適にお買い物していただくか、そこに注力するためにも作業的な仕事はなるべく軽減したほうがいいですし、私の部署ではSmartJPEGの導入によってそれが実現しています。現場の多くのみなさんにSmartJPEGのメリットを知っていただきたいですね。

──本日はお忙しいなかありがとうございました。新しくなったSmartJPEG for Desktopをこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

取材日:2022年9月27日
事例公開日:2022年11月7日
所属組織、業務内容、写真、インタビュー内容は取材当時のものです。

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