RGBA値の検索条件を指定することで、条件に一致したピクセルを点滅させて確認できます。また、検出したピクセルを、指定RGBA値へ一括置換することも可能です。
これにより、たとえば「アルファ値が10未満のピクセルは、すべてアルファ値0の黒色にする」といったような処理を非常に簡単に実現できます。
「マクロの編集と実行」でも使用できるので、大量の画像ファイルの一括処理も可能です。
メインメニューの「編集」内にある「ピクセルの検索と置換」からダイアログを開くことができます。
「ピクセルの検索と置換」の設定
ダイヤログ内で検索と置換の条件を設定します。
検索条件 |
検索したいRGB値を「以上」「以下」「に等しい」「に等しくない」で設定します。 「範囲拡大」を指定することで、値に幅をもたせることが可能です。 画像にアルファチャンネルが存在する場合は「A値」がアクティブになるのでそちらでも選択が可能になります。 「黒」「白」「現在の選択色」ボタンを押すと値が設定されます。 |
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論理条件 |
検索する際の論理条件を設定します。「AND」か「OR」のどちらかを選択します。 |
NOT:全条件の逆 |
設定した検索条件に一致しないピクセルを検索します。 |
置換 |
「置換」にチェックを入れると、画像に合わせ「ダイレクトカラーの場合」か「インデックスカラーの場合」が表示されます。 ●ダイレクトカラーの場合 置換したいRGB値を設定します。画像にアルファチャンネルが存在する場合は、アルファチャンネル値も設定可能です。 「黒」「白」「現在の選択色」ボタンを押すと値が設定されます。 ●インデックスカラーの場合 インデックスカラーのインデックス値(パレットの番号)で置換します。 「パレットエントリ0」「現在の選択色」ボタンを押すと値が設定されます。 |
条件一致ピクセル |
上記の条件と一致したピクセル数と画像全体からの割合を表示します。 |
OK |
現在の設定で「ピクセルの検索と置換」を実行します |
キャンセル |
キャンセルしてダイアログを閉じます。 |
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