Version 8.13.0 リリースノート (2025/8/5)

対応ファイル形式とご使用の際の留意点

特に記載が無い場合は Windows版・Mac版共通です。

新機能の追加

  • 「リマスター動画フレーム補間」機能を追加(Windows版のみ)
    • 動画の個々のフレーム間に「補間フレーム画像」を自動生成することで、動画のフレームレートを2倍にする機能です。

      これにより、たとえば15fpsの低フレームレートの動画を、なめらかな30fpsの動画へ自動変換できます。「リマスター超解像」と組み合わせて使うことで、旧世代の低解像度・低フレームレートの動画を、現行世代向けに手軽に再利用することが可能になります。

    • 編集画面上で変換する場合は、「レイヤー/アニメ」メニューから「リマスター動画フレーム補間」を実行します。ただしこの場合、最大499フレームまでとなります(変換後に998フレームになります)。

      500フレームを超える動画ファイルを変換する場合は、 「ツール」メニューの「動画ファイル一括処理」を使用してください。

  • 「ピクセルの検索と置換」機能を追加

    • RGBA値の検索条件を指定することで、条件に一致したピクセルを点滅させて確認できます。また、検出したピクセルを、指定RGBA値へ一括置換することも可能です。

      これにより、たとえば「アルファ値が10未満のピクセルは、すべてアルファ値0の黒色にする」といったような処理を非常に簡単に実現できます。

    • 「マクロの編集と実行」でも使用できるので、大量の画像ファイルの一括処理も可能です。

主要機能の強化

  • 「動画ファイル一括処理」への機能追加(Windows版のみ)
    • 「入力元」として「連番アニメーションファイル」も指定可能にしました。
    • 「処理内容」に「確認用の動画データも出力」オプションを追加しました。ONにすると出力先フォルダーに “preview.mp4” という名前で結果確認用の動画ファイルを出力します。(※ファイル名と圧縮形式は固定です。)
  • レイヤー・フレームリストの編集機能強化
    • リスト上で、レイヤー/フレームの削除および、ドラッグ&ドロップによる順序変更に対応しました。
      ※フォルダー構造のあるマルチレイヤー形式では使用できません。
  • 「減色」の「高度な設定」-「その他2」に、「バランス」設定を追加しました。

その他の機能追加と改良

  • 「「減色」の「高度な設定」-「その他2」に、「バランス」設定を追加しました。
  • 「ファイル」メニューの「インポート」-「動画ファイル」で、アルファ(透過)付き動画をアルファ付きのままて読み込むようにしました。(Windows版のみ)
  • マクロの実行中に「マクロ処理ログ」ウィンドウを閉じるとき、マクロの実行を中止するかの確認メッセージを表示するようにしました。
  • 「マクロ処理ログ」ウィンドウの「入力フォルダーを開く」「出力フォルダーを開く」ボタンにドロップダウンメニューを追加し、「マクロ」と「動画ファイル一括処理」のどちらのフォルダーを開くか選択できるようにしました。(Windows版のみ)
    ※なお、それぞれのボタンを押した時は、「マクロ」と「動画ファイル一括処理」のどちらか最後に実行したほうのフォルダーを開きます。

不具合修正

  • 軽微な不具合をいくつか修正しました。

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