プログラマから見たWindows 10 番外編その2~Windows 10へのアップグレード抑制ツールの追加情報

ユーザーサポート担当の嶋です。

昨年の7月に公開した「プログラマから見たWindows 10 番外編~Windows7/8.1からのアップグレードを抑制する方法」、SNSやブログなど各方面でご紹介いただき、現在も多くの方にダウンロードしていただいております。ありがとうございます。

その後、Windows 10のアップグレードに関連する更新プログラムの内容が変更され、その影響を気にされるコメントなども寄せられましたので、改めて情報を整理したいと思います。

結論を先に書きますと、ツールに対する更新プログラムの変更による影響はなく、アップグレードを促すメッセージは本ツールで引き続き抑止させることが可能です。

なお、本エントリーは2016年2月22日の時点で弊社の環境において行った検証内容をまとめたものです。将来的にアップグレードを抑止できることを保証するものではありませんのであらかじめご了承下さい。

Windows 10へのアップグレード抑止設定ツールのおさらい

まず最初に「Windows 10へのアップグレード抑止設定ツール」のおさらいです。

このプログラムはWindows Updateの画面及びタスクトレイに表示されるWindows 10へのアップグレードを促すメッセージを抑止するものです。下記のようなユーザー向けに、選択肢を選ぶだけで通知の抑制、タスクトレイのアイコンの表示非表示を切り替えることができるようにするツールです。

  • 誤ってWindows 10へのアップグレードを行ってしまうことがないよう、Windows Updateに選択肢が出てくるのを防止したい
  • Windows 10の入手を「予約」してしまったが、これを取り消したい
  • タスクトレイに出てくる「Windows 10を入手する」の通知を消したい
win10_screenshot101

Windows 10へのアップグレード抑止ツール

処理内容としてはマイクロソフト社のブログで紹介されている「レジストリ値を書き換える」方式を使用しています。(該当の記事は削除されているようです)

プログラム(ソースファイル付 Version 1.01)はこちらからダウンロードできます。
(zip形式 149KB)

* 本ツールは商用含め無償利用可能です。利用条件の詳細は、同梱のドキュメントをお読みください。

 

Windowsの更新プログラムの重要度が2回にわたって変更

2015年7月のツール公開後、Windows 10へのアップグレードに関連する更新プログラムが2回にわたってアップデートされました。

Windows 10へのアップグレードに関連する更新プログラムの中に「KB3035583」というものがあります。このプログラムは7月に配信された当初は任意で更新されるプログラム(オプション)でしたが、昨年冬に「重要」に、そして今年の2月に「推奨」に段階的に格上げされました。

Windows Updateの設定を「更新プログラムを自動的にインストールする」にしていた場合、「重要」「推奨」の更新プログラムは自動でインストールされます。

windowsupdate_setting

Windows Updateの「重要な更新プログラム」の設定

「去年の暮れぐらいからアップグレード告知が出てくるようになった」という方は、更新プログラムの重要度が格上げされたことによって、今までインストールされていなかった更新プログラムがインストールされた、ということになります。

 

アップグレード抑止ツールは重要度変更後も有効

更新プログラムがアップデートされた後もアップグレード抑止設定ツールは使えるのか ――――
気になる方も多いと思いますが、弊社の環境で検証を行った所、更新プログラムの重要度の変更による動作への影響はありませんでした。

すでに「抑止する・表示しない」に設定してある場合は「抑止・非表示」の状態のままとなります。また、Windows 10へのアップグレードを促すメッセージが表示されるようになった環境でこのツールを使用すると、「抑止・非表示」の状態になります。

 

抑止は一時的に なるべく最新のOSへのアップグレードを

使用している機器やプログラムの問題でどうしてもアップデートを保留したい、という方もいらっしゃると思いますが、PCのセキュリティ問題を考慮すれば古いOSを使い続けるよりもなるべく最新のOSにアップグレードしたほうがいいでしょう。

Windows 7・Windows 8.1からWindows 10への無償アップグレードの期限は2016年の7月28日までとなっています。それまでの間にファイルのバックアップなどアップグレードの準備を進めた上で、期限内に最新のOSへのアップグレードを行うことをおすすめいたします。

タグ , , | 2020/06/16 更新 |