Android端末3台持ち。ソリューション営業部の浅井です。
“WindowsMobile”、どころか”WindowsCE”はおろか、”PalmOS”のころからパケット通信の恩恵に預っている私なんですが、今はデータ通信も「パケット定額」が当たり前~ってんで、定額を”前提”としたWebサービスが定番。
Webサービスの中心として成長したソーシャルコンテンツ。数年前までは自宅のPCからのアクセスが当然だった”mixi”や”Facebook”などのSNSはもちろん、動画配信系の”YouTube”や”ニコニコ動画”。更にはケータイやスマートフォンからのアクセスが大前提の”ソーシャルゲーム”も、この「パケット定額」なくしてはサービスが成り立たないのが現在のWebサービス、であります。
が! ここにきて永遠と思われたこの「パケット定額」が無くなるのでは? という話題が。
スマートフォンの急激な普及により、通信トラフィックが逼迫。これに合わせて従量制に意向・・・ってなーんだアメリカの話か~、って安心したいところなのですが、これって日本でも十分起こりうるお話。
実際、このニュースのわずか3ヶ月後にはauが、2012年2月中旬の現在、日本国内の3大キャリアは「パケット定額廃止」の予備動作なのか、例えばNTTdocomo・auであれば『直近3日間に300万パケット利用』で、Softbankであれば『月間1,000万パケット利用』で、その後のパケット通信に一定の制限がかかるようにサービスが更改された・・・という・・・!
うーん? 300万パケット? 1,000万パケット? それだけあればそれほど影響ないんでは・・・ってなーんだ大丈夫だ~、ってやっぱり安心したいところなのですが、これまた300万パケットくらいだとバイト数にすると366メガバイト。”YouTube”なんかでHDの動画を視聴したら1発で、画像点数が多いPCサイトなんかだと、ページあたり20メガバイトちょっとが普通。なので意識していてもいなくても、すぐに超えちゃう数字。折角スマートフォンで通勤通学を楽しく過ごそうとか・・・思って・・・たのに・・・!
さてさて、「パケット定額廃止」の”前段施策”っぽい『帯域制限』ですが、我々のようなサービスを享受する側がどうしたもんだろう、と思うのと同様に、サービス提供側も対策を検討されています。そこで今回の表題、に結びつくんです。 それが、”画像ファイルサイズの軽減”の手法のヒトツ、『減色』になります。
左が元画像”24bitフルカラーPNG”、右が弊社製品“OPTPiX imesta 7 for Mobile & Social”の『減色』機能を使って”画像ファイルサイズの軽減”を施した、”8bit256色PNG”です。ファイルサイズは左が約70キロバイト、右が約25キロバイト<、と約半分~3分の1!
画像単体ではあまりピンとこないかもしれませんが、Webページはもちろん、ソーシャルゲームなどのコンテンツは画像の集合体。この一手間で、アプリのサイズがトータルで半分~3分の1以下まで下がるとなると、この手間は見逃せません。
『手間』なんて書くと面倒そう・・・と思われるかもしれませんが、この『減色』も”OPTPiX imesta 7 for Mobile & Social”ではとっても簡単。実際、ここ数ヶ月の間に沢山のソーシャルアプリ制作会社さんにお試し頂きましたが、みなさんかなり使いこなしていらっしゃいます。
アプリのサイズを小さくすることで、アプリのサイズが小さくなってSAP様にメリット、またサーバーとスマートフォン間のファイル転送が軽くなってユーザーにもメリット。ひょっとしたら、『減色』を通じて将来の『パケット定額廃止』を止めることができるかも・・・?
ぜひぜひ、お試しください。