田中圭一のゲームっぽい日常 ヘンだと思うのに、ヘンだと言えない習慣

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いったい誰が始めたんだ?レストランでライスを食べるときに「フォークの背中にライスを盛りつけて食べる」などということを!
そもそも、そんな習慣西洋にはない。調べてみると日本で始まった習慣らしい。
なぜ日本人の主食であるライスを、わざわざ食べにくい方法で、それもエレガントじゃないスタイルで、食べなきゃならないのだろうか?いったい誰が得するのだろうか?

もうひとつ、気に障る食事のルールがある。レタスをちぎって盛りつけたサラダ、あれをフォークで食べなきゃならないことだ。
洋食メニューの中で、あれほど箸で食べるのに適した料理はないのに、逆に言えばあれをフォークで食べることがいかに難しいか。なぜ、このヘンな習慣に誰も声を上げないのだ!?
第一、洋食屋で箸を使ったって問題ないだろうに!

このように日本人は、効率や利便性を無視して不合理なスタイルに固執するヘンな癖がある。

その最たるものが「立食パーティー」だ。
とりわけ企業交流会など、初対面の人がたくさんいるような立食パーティー、これが最悪である。どう最悪かというと……

当然ながら、立食パーティーでは、片手に料理の入ったお皿、もう一方の手にお酒の入ったグラスを持って、立ったまま移動したり歓談したりする。
初対面の人が多いので、その上で名刺交換までしなきゃならない。しかも、これは遊びじゃなくてコネクション作りや商談などが目的なので、ムシャムシャと食べていては仕事にならない。
美味しいお酒と料理を両手に持ちながら、それらを飲むことも食べることも許されず、ひたすら名刺交換して、時折会場の隅へ行っては、もらった名刺の裏にボールペンでその人と話した内容やパーソナル情報を書き込む。

そんな器用なことできるか!!……とキレそうになるのをグッとこらえて笑顔で応対し、パーティーが終わったら帰り道にラーメンを食べて腹ごしらえ……。

だったら、最初から全員テーブルについて食事して、それが済んでから立って名刺交換すればいいのに、と毎回思っていた。そういうスタイルの企業交流会に出会ったのは30年間サラリーマンをやっていて一回だけだ。
なぜ誰も、この奇妙な立食パーティーに疑問を持たないのだろう?いまだに不可解なのだ!

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コメント

1件のコメント

  • apj
    2015年10月27日 15:59

    立食パーティーは最初の15分が勝負と教わりました。まず最初にダッシュして料理を食べてしまい、その後はゆっくりグラスを片手にディスカッションするものだと。

    まあ、人数と料理の見積もりを間違えた結果、最初の10分で料理が全部無くなり、追加で焼きそば大皿が供給されるも焼け石に水で、ビジネスの話以前に空腹で会場が険悪な雰囲気ってのを経験したこともありました。

    なお、なぜ立食にしなかったし?と思ったパーティーもありました。床面積に比べて人数が多すぎて横に長く長方形のテーブルを並べたらとなりとも背中合わせの後ろとも椅子がぶつかる状態で、当然給仕など不可能。一列ずつ順に立って隣の部屋の料理を取りに行け、と指示があり、でかい皿に適当に盛り付けて戻ってきてお代わりは無し。適当に時間をおいてまた一列ずつ立って交換された料理を取りに行く。主催者は普段は観光客にも公開してない歴史的な建物の中を見せたかったらしいのだけど……。

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