報道関係各位
Unityでもクッキリ軽量な256色PNGファイルを使える新製品
インデックスカラー用カスタムシェーダーを無料公開
株式会社ウェブテクノロジ
株式会社CRI・ミドルウェア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:押見 正雄、証券コード:3698)のグループ会社である、株式会社ウェブテクノロジ(本社:東京渋谷区、代表取締役:小高 輝真)は、ゲームエンジンUnityによるアプリ開発でインデックスカラーPNG(PNG8)の使用を可能にするUnity用カスタムシェーダー「OPTPiX IndexColorShader for Unity」を本日2021年8月19日に正式公開しました。
また、2021年8月25日に行われるコンピューターエンターテイメント開発者向けカンファレンス「CEDEC 2021」のオンラインセッションで詳細を紹介します。

OPTPiX IndexColorShader for Unity (ICS) とは
近年、インデックスカラー形式の画像は、対応ハードウェアが減少し、またUnityが標準では非対応という理由から「使いたくても使えない」「使う場面が無い」と認識されることが増えています。しかし実際は現在でも、Unityでカスタムシェーダーを用いれば、対象ハードウェアを選ばずにインデックスカラー形式を使用することが可能です。
IndexColorShader for Unity(インデックスカラーシェーダーフォーユニティ、以下ICSと表記) は、256色以下に減色したインデックスカラー形式のPNGファイル(PNG8)を Unity上で直接扱えるようにする、カスタムシェーダーとインポーターのセットです。
ICSの導入により、インデックスカラーならではの様々なメリットを、Unityによるアプリ開発でも活用することが可能となります。
製品ページ
https://www.webtech.co.jp/indexcolorshader/
IndexColorShader 導入の3大メリット
メリット1「クッキリ圧縮!」
インデックスカラーなら、ETC2などのテクスチャー圧縮とは異なり、「ノイズ」や「にじみ」などが発生しません。これは特に、ユーザーインターフェース(メニュー、ボタンなど)用の素材やドット絵のような、クッキリした線や文字のある画像の場合に大きな差が出ます。
ICSの導入により、アプリ画面のクオリティが向上します。
メリット2 「キレイに軽量化!」
画質を落としたくないキャラクター画像などの場合、テクスチャー圧縮をせず、ダイレクトカラーのまま使用するケースがあります。しかしこれは、アプリのパッケージサイズ肥大化の原因になります。減色してインデックスカラーにすることで、キレイな画像のままダウンロードパッケージのサイズを大幅に削減できます。
また、ICSなら、インデックスカラー形式のままインポートしレンダリングするので、描画用メモリーもダイレクトカラーの1/4に節約可能です。
※「OPTPiX ImageStudio」のような高性能な減色ツールが必須です。
メリット3 「カラーパレットが使える!」
インデックスカラーならではの、カラーパレット(CLUT)を用いた演出をUnityでも使用できます。
パレットチェンジだけでキャラやパーツの色を切り替えたり、パレットアニメーションによるエフェクトの実装が可能です。
ICSには、これらのパレット操作のためのメソッドも用意されています。
その他の特長とメリット
- 一般的なPNGファイル形式を使用するため、特別なツールを使わなくても、インポート前に画像の内容を簡単に確認できます。
- インポート後のデータサイズは、一般的なテクスチャー圧縮形式と同じ8bpp。また、カスタムシェーダーを使用して直接レンダリングするため、メモリー使用量も同等です。
- 汎用カスタムシェーダーでレンダリングするので、ターゲットのプラットフォームを選びません。スマホでもゲーム機でも、同じシェーダー、同じPNGファイルを使用できます。
減色ツールについて
美しいインデックスカラー画像を作成するには、優れた減色ツールが必須です。減色には、圧倒的に高画質なアルファ付き減色を実現する「OPTPiX ImageStudio」が最適です。
OPTPiX ImageStudio 8
https://www.webtech.co.jp/imagestudio/
CEDEC2021のオンラインセッションでICSを紹介します
2021年8月24日から26日までオンラインで開催されるコンピューターエンターテイメント開発者向けカンファレンス「CEDEC2021」の弊社オンラインセッションにてICSを紹介いたします。
講演時間 | 2021年8月25日(水) 11:50~12:15 |
---|---|
講演ルーム | 第11会場 |
セッション詳細 | https://cedec.cesa.or.jp/2021/session/detail/s60c340816c1a0 |
OPTPiX IndexColorShader for Unity動作環境
対応OS | Windows 10, 8.1 ※ macOS版は後日リリース予定 |
---|---|
言語 | 日本語 |
価格 | 無料 |
動作確認済みのUnity Editor | Unity 2019 LTS (2019.4.22f1) |
会社概要
商号 | 株式会社ウェブテクノロジ |
---|---|
代表者 | 代表取締役 小高輝真 |
所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-7-7 住友不動産青山通ビル9F |
設立 | 1991年2月13日 |
事業内容 | 画像最適化ソフトウェア・ASP 等の企画・開発・運用、ソフトウェアの販売・レンタル・導入支援 |
URL | https://www.webtech.co.jp/ |
お問い合わせ先
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-7-7 住友不動産青山通ビル9F
株式会社ウェブテクノロジ
・OPTPiX、ImageStudio、Web Technology は株式会社ウェブテクノロジの登録商標です。
・本資料は、ユニティ・テクノロジーズまたはその関連会社がスポンサーとなっているものではなく、ユニティ・テクノロジーズまたはその関連会社と提携しているものではありません。「Unity」は米国およびその他の地域でのユニティ・テクノロジーズまたはその関連会社の商標または登録商標です。
・その他、記載されている会社名・製品名等は各社の登録商標または商標です。