高いDPIスケールの環境で使用した際に、レイアウトウィンドウ上で各種ハンドルを選択しにくく、操作するのが難しい問題が発生することがあります。
本ページではこの問題の対処方法を解説します。
Windows 10 のファイルプロパティを変更する
使用している環境がWindows10の場合、SpriteStudioのプロパティを変更することで対応することが可能です。
この方法はSpriteStudio 5 、SpriteStudio Ver.6にてご利用いただけます。
本ページを更新したのは2019/10/29です。その時点での設定方法をご案内しています。
時期によって設定項目やプロパティの内容が異なることがございますのでご了承ください。
SsOption_v6.ssopの設定を変更する
SpriteStudio Ver.6 では設定ファイル「SsOption_v6.ssop」を変更することで対応することが可能です。
こちらの方法はSpriteStudio 5ではご利用いただけません。
- SpriteStudio Ver.6 を終了します。
- SsOption_v6.ssopをメモ帳などのテキストエディタで開きます。
OS 環境設定ファイル Windows ドキュメント/SpriteStudio/SsOption_v6.ssop Mac 書類/SpriteStudio/SsOption_v6.ssop - <rotHandleHitRadius> という文字列を検索し、右側に記載された数値を現在設定している数値より大きな値に変更します。
初期設定値は12です。今回は24に変更します。<rotHandleHitRadius>12
↓
<rotHandleHitRadius>24
- ファイルを保存し、テキストエディタを終了します。
- SpriteStudio Ver.6 を起動します。
ハンドルの当たり判定が倍に変更された状態になります。変更してもまだつかみにくい場合は、数値を更に大きく変更・調整を行ってください。
SsOption.ssopはSpriteStudio 5に適用される設定ファイルです。
本設定項目が含まれているのはSpriteStudio Ver.6の設定ファイル「SsOption_v6.ssop」となります。
お間違えの無いようご注意ください。
関連ページ
- 「レイアウト」ウィンドウ
レイアウトウィンドウについて解説しています。 - 文字がぼやけて表示されるのに対処したい
高いDPIスケールの環境で、ツール上の文字がぼやけるのに対処する方法を紹介しています。